三菱「2021年の販売台数は2007年以来となる通年10万台超え」と発表!やはり新型アウトランダーの人気が圧倒的…フォード・マスタングが「世界で一番売れているスポーツカー」から陥落

いつかはこの時が来ると予想していたものの…

フォード・マスタング(Ford Mustang)といえば、「世界で最も売れているスポーツカー」として有名で、大排気量のV8エンジンを搭載するマッスルカーとして注目をあつめてきましたが、そんなマスタングが遂に2021年にその座から陥落。

フォードが明らかにした2021年の年間新車販売台数において、マスタングは52,414台を記録しましたが、2020年の61,090台に比べて14.2%減という結果に。

それでは2021年に世界で最も売れたスポーツカーは何なのか?というと、同じアメリカの大排気量マッスルカーでお馴染みダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)で、通年54,314台とチャンレンジャーよりも僅かに+1,900台多く売れたとのこと。

これは2020年の通年販売台数52,995台に比べて+3%増加したことを意味しますが、一方でマスタングの販売台数が過去最悪を記録してしまったのも残念なところ。


ピュアEVのマスタング・マッハEが予想以上に売れなかったようだ

そしてフォードとして予想できなかった出来事として、2021年にフォードの主要モデルになると期待されていたピュアEVクロスオーバーの新型マスタング・マッハE(Mustang Mach-E)が、通年で僅か25,240台しか売れず、おそらく2022年は更に販売台数を減らすのではないか?と予想しているそうです(2021年が最も注目を集めやすい時期でもあった)。

またその一方でちょっとユニークな出来事として、既に生産・販売終了していたはずのダッジ・バイパー(Dodge Viper)が、2021年に10台売れ(前年比+43%増)、クライスラー200が15台(前年比+67%増)、そしてクライスラー・タウン&カントリーが4台売れているそうで、いわゆるデッドストックの売れ行きが中々に好調だったようです。

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Reference:CARBUZZ①