かなり珍しい!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノアのウェルジョイン&内装フロマージュの実車を見てきた!改めてトヨタの充実したグレード構成に驚かされるばかり

2022-07-22

引き続き、トヨタ新型ノア・ノーマルボディのウェルジョイン仕様をチェックしていこう

ここからは、トヨタ新型ノア・ノーマルボディ×ウェルジョイン仕様の2列目シートをチェックしていきましょう。

3列目シートへのアクセス性と乗降りを大幅に向上させるウェルジョイン仕様

こちらが、ウェルジョイン仕様の最も大きな特徴ともいえる2列目シート。

2列目の左席シートを完全排除し、3列目へのアクセスを容易にしていて、且つ左側には使いやすい手すりが設けられているのがわかりますね。

ウェルジョイン仕様になると、メーカーオプション設定だったユニバーサルステップが標準装備されるため、脚を上げるのが大変な方でも快適に乗り降りできるトヨタならではの配慮。

従来の3列8人乗り仕様だと、3列目に乗り込もうとした際、2列目に座っている人が一度降りなければいけないという面倒くささがありましたが、ウェルジョインだとそういったワンアクションが必要なくスムーズに乗り降りできるのが有りがたいですね。

別の角度からだとこんな感じ。

3列7人乗り仕様の2列目キャプテンシートに比べると、今回の展示車両は3列8人乗りがベースになるため、2列目シートはちょっと薄め且つカタメな印象。

座り心地も3列目の生地薄めのシートに乗っているような感覚で、ちょっと長距離移動は大変かも?と思う部分もあったり。


フロマージュシートの色合いは?

そしてこちらが、フロマージュのシート。

ニュートラルベージュ系の色味とは異なり、どちらかというと白とグレーを混ぜ合わせたような色合い。

シート表皮は上級ファブリックになるため、運転席や助手席だと適度な柔らかさを実感できますが、2列目~3列目だと、その柔らかさを実感できなかったのはちょっと残念。

そしてフロマージュカラーのシート表面を見ていくと、まだ展示されたばかりなので色移りや汚れなどは特に無し。

中長期的に使用して、フロマージュの色合いがどのように変化していくのかも非常に気になるところです。

2列目の足元のスペースは?

そして運転席側のシートバックはこんな感じ。

ウェルジョイン仕様の2列目シートに座り、後席に人が座っていること、運転席に人が座っている状態で身長182センチの私が座ると、膝先とシートバックとのクリアランスはコブシ1個分あるか無いか?といったところ。

必要最低限のスペースは確保されている印象です。

3列目にも座りましたが、クリアランスは全く無く、膝先と2列目シートバックが常時当たっている状態でした。

2列目シートから見た天井周りがこんな感じ。

シートカラーに合わせて、天井周りの表皮も全てフロマージュ。

やはりオールブラックとは印象が大きく異なりますね。

後席用のエアコン関連が装備されていますが、快適利便パッケージが設定されていないため後席シートヒーターの設定は無し。

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