一体なぜ?日産が過去に発表した貴重なコンセプトカー2台(クエスト/BEVEL)が屋外にて放置されているのが発見される→どうやら近々処分されるようだ
かなり個性的な外観を持つ日産ベベルコンセプトも放置
そしてこちらが、2007年にデトロイトモーターショーにて発表された近未来的なコンセプトカーの日産ベベルコンセプト。
左奥にタイヤアルミホイールが廃棄されていることから、もしかするとクエストコンセプトに装着されていたモノかもしれません。
ちなみにこのコンセプトモデルは、日産が45歳~60歳の男性をターゲットにしたというショーファーカー的なモデルで、サイドミラーの代わりにミラーレスカメラを搭載した近未来型コンセプトカー。
今思うと、現代の量産モデルにも適用されるような先進装備を備える元祖コンセプトともいえる一台で、改めて日産は先を見据えた技術を早くも形にしていたということに。
車内をホームシアターのような世界観に
後ろからだと車内が丸見えの状態になっているリヤガラス。
センターに近い1本出しマフラーもかなり個性的ですが、今でも色あせない近未来感があるのもユニーク。
ちなみにこのベベルコンセプトですが、近未来的なエクステリアが特徴的である一方、最も力を入れているのがインテリア。
フルデジタルのインパネにあるLCDに画像を表示することで、ナビゲーションを表示したり、エンターテインメント用に使用されるなど、いわゆるホームシアターを車内で体感できるシステムになっています(第二の家ともいわれるHonda eが一番それに近い)。
このほか、サテライトラジオやMP3ファイル、CD、ホームセキュリティシステム、ホーム気温調節、ライティング、ガレージのドア操作などをコントロールできるため、これ一台で何でもできてしまう理想的な一台です。
【Nissan Bevel Concept】
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Reference:CARSCOOPS