【悲報】スズキが2022年4月の工場生産・稼働停止計画を発表!新型アルト/スペーシア/ジムニー/ソリオなど「ほぼ全て」の車両が減産へ

今回はあくまでも一部であり、今後更に追加停止のスケジュールが組まれることも考えられそう

スズキが2022年4月の国内完成車工場の操業停止に関する公式プレスリリースを公表し、具体的な日程と対象車種を明らかにしました。

今回の操業停止計画については、これまで何度も取り上げてきたように、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足、更に昨今の世界情勢による空輸問題などが重なったがことが影響していて、おそらくこの問題により生産・稼働停止はまだまだ続くものと予想されます。

既にトヨタ/レクサス/ダイハツやマツダも、2022年4月の生産・稼働停止に関するプレスリリースを公表済みですが、今回のスズキの停止期間と停止する工場の数は、これまでで最も多いものと考えられ、納期に影響する対象車種もほぼ全てと考えて良いかもしれません。

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2022年4月の操業停止日と対象モデルをチェックしていこう

早速スズキ公式が公表した操業停止日程と対象車種をチェックしていきましょう。

◇湖西工場(第一)
・終日操業停止:2022年4月4日~5日の2日間
・生産車種:新型スペーシア/ハスラー/新型ワゴンRスマイル

◇湖西工場(第二)
・終日操業停止:2022年4月4日~5日の2日間
・生産車種:ワゴンR/新型アルト/ラパン/ジムニー/ジムニーシエラ

◇磐田工場
・終日操業停止:2022年4月4日、11日の2日間
・生産車種:エブリイワゴン/エブリイ/キャリイ

◇相良工場
・終日操業停止:2022年4月4日、11日の2日間
・生産車種:スイフト/ソリオ/クロスビー/イグニス

via:Suzuki

上の項目の通り、スズキの主要車種ともいえる新型アルトや新型スペーシア、新型ソリオ含む、ほぼ全ての車種が生産・稼働停止の対象となっています。

新型車でもグレードやオプションによって納期7か月以上に

なおこれは、あくまでも参考程度の情報となりますが、いつもお世話になっているスズキディーラーからの情報によると、新型アルト/スペーシアといった新型車に関しては、2022年3月末に購入・契約したとしても(グレードやオプション内容によって)納期7か月以上になるとのこと。

廉価グレードなどの比較的半導体の使用量が少ないモデルは3か月程度で納車されるそうですが、スズキも電子制御や安全装備に半導体を多用するオプションが増えてきたこともあり、やはりそういったモデルを対象に納期遅れの対象となっているそうです(アクセサリーオプションなども、部品供給不足により納品が遅れている模様)。

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ジムニー/ジムニーシエラは一向に納期が短縮されない模様

そしてこちらも気になるであろうジムニー/ジムニーシエラですが、これらに関しては、月産台数は2018年に新型車(4代目)としてデビューしてから3倍以上の勢いで生産しているものの、それでも納期は変わらずの「1年以上」なのだそう。

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中古車サイト・カーセンサーなどでも、新車価格以上にて販売されているのが非常に多く、今もなお需要の高いモデルでもありますが、「一体いつになったら納期が数か月程度に短縮されるのか?」という疑問や不満もあるようです。

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