また日本市場は後回しか…中国ホンダ(広汽本田)が新型ZR-V(中国表記:致在)を世界初公開!北米での名称はHR-V、日本市場向けはおそらくZR-Vが濃厚

2022-07-31

中国市場向けホンダ新型ZR-Vと日本市場向けは同じデザインになる?

引き続き中国ホンダの新型ZR-Vを見ていきましょう。

リヤビューはこんな感じ。

テールランプはU字型に近く、リヤウィンカーはLED、ハイマウントストップランプはショートタイプでシンプル。

そして気になっていたマフラー形状ですが、これまで日本市場にてスパイショットされてきた開発車両同様に、リヤロアバンパーと一体型のエキゾーストフィニッシャーをインストールすることでスマートなデザインにまとめられていますね(フェイクマフラーかどうかは不明)。

新型ZR-Vは、武骨さやオフロードチックなSUVというよりも、どちらかというとシティ派SUVに近い印象ですが、広汽本田によると「中国の服」というデザインコンセプトを採用しており、デザインのキーワードは「魅力的」と「シンプル」なのだそう。

明確なフォルムや高度な質感、そして絶妙なディテールを持つことが新型ZR-Vの重要ポイントで、同時に高いインパクトと魅力を持つことも、競合モデルと差をつけることに繋がるのだそう。


新型ZR-Vのパワートレインはどうなる?

今のところ新型ZR-Vに関するパワートレインについては明らかになっていませんが、プラットフォームは新型シビックをベースにしながらも、北米市場では排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンの一択。

一方で中国市場では、排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するガソリンモデルと、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルの2種類が登場する?との噂もありますが、日本市場向けも中国と同じパワートレインになると予想。

ただそうなると、新型シビック・ガソリン/e:HEVベースともなれば、特に後者の場合はグレード分けが豊富で無い限りは、車両本体価格だけで400万円超えとなりそうですし、ホンダとしても新規ユーザーの獲得や、競合モデルとなるであろうトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)やマツダCX-30、スバルXVに対抗してくるはずですから、新型シビックのようにグレードを絞り込んだラインナップは避けてほしいところです。

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Reference:Autohome