一体何があった…ホンダが2022年GW後「4回目」の工場出荷目途を更新!何とフリードが最大8か月以上の長納期…フルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEV/ヴェゼルは半年以上に
2022年6月23日に発表/24日に発売予定の一部改良版・新型フリードが極端な納期遅れに
今回のホンダの工場出荷目途一覧更新で大きく変化したのが、コンパクトミニバンのフリード(FREED)。
2022年6月23日に一部改良版として新しく販売される予定で、既に変更内容やグレード別価格帯も当ブログにてご紹介しましたが、改良後でもオーダーが集中しているからなのか、最低でも+3か月遅れ、フリード+ハイブリッドに至っては+7か月遅れの最大8か月程度となっています。
これも昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足などが影響しているのだと考えられますが、なぜここまで大幅に遅れてしまったのか、一部改良後にはラインナップされないフリード+も、2022年7月以降でも引き続き生産されるのかは気になるところですね。
新型ステップワゴンは今後も更に長納期化しそうだが…
続いては、2022年5月27日にようやく発売されたフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴン(New STEPWGN)ですが、こちらも案の定長納期化していて、ハイブリッドe:HEVの工場出荷目途は6か月程度に延びています。
なおいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、最も人気なのはエアロボディe:HEV SPADAで、その決め手はフロントシートヒーターや、2列目オットマン付きキャプテンシートが標準装備されること。
最上位グレードとなるSPADA PREMIUM LINEになると、2列目シートヒーターや17インチタイヤアルミホイールが標準装備されるなど、オデッセイ(Odyssey)の後継にふさわしい更にラグジュアリーな仕上がりになるものの、その分価格帯も跳ね上がるので、豪華過ぎない内容で十分トヨタ新型ノア/ヴォクシーと対抗できるSPADAが人気になのだそう。
新型ヴェゼルは変わらず1年以上の長納期状態
そして最後は新型ヴェゼルですが、こちらは変わらずガソリンモデルが4か月程度、e:HEVモデルが半年以上となっていて、特に人気グレードのe:HEV Zは1年近くの長納期状態に。
一部の情報によると、e:HEV Z/e:HEV PLaYにて標準装備の電動テールゲートに使用される半導体が不足しているとのことで、今後内製化などの対策を講じることで納期の短縮を図るとのことですが、どれだけ納期が短縮されるかは不明です。