【悲報】フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX/新型LX600/トヨタ新型ランドクルーザー300が2022年6月末に受注一旦停止予定!レクサスは「売るモデルが無い」状態に

2022-07-06

2022年6月~7月の工場生産・稼働停止スケジュールが更新されたばかりで、更にここから主要モデルの受注停止とは…

さてさて、2022年6月16日に同年6月~7月にかけてのトヨタ/レクサス工場生産・稼働停止に関するスケジュールが更新されたばかりで、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足が影響し、同年6月のグローバル生産は、これまでの計画である約80万台 → 75万台へと下方修正すると発表したばかり。

そして今回、新たにフルモデルチェンジ版・レクサス新型NX/新型LX600、そしてトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の3車種が、2022年6月末で受注一旦停止を予定しているとのこと。

今回の受注一旦停止に関する情報は、いつもお世話になっているトヨタディーラー並びにレクサスディーラーから提供頂いたもので、近日中にトヨタ/レクサスの公式ホームページでも掲載される予定とのことですが、概ね予想していたとはいえ、このタイミングで3車種を一気に受注停止というのも中々の衝撃だと思います。


新型NXは2022年2月に1回目の受注一旦停止となり、その後一部改良版の受注を再開したばかり

まずは2021年10月に発表/同年11月に発売されたばかりの新型NXですが、こちらはバックオーダー数が約2万台、納期も1年以上と長納期化していることから、2022年2月に一回目の受注一旦停止となりました。

その後、2023年3月に向けた一部改良内容が展開され、「一部改良版の新型NX」の先行予約・受注を再開することとなりましたが、やはり部品供給不足や半導体の供給不足が大きく影響し、生産調整が難しい上に更なる長納期となる恐れがあることから、2022年6月末に再度受注一旦停止を予定しているようです。

受注再開の目途としては、2023年中頃~後半にかけてとのことですが、受注状況やバックオーダー数、生産状況、納期状況などを鑑みて調整していくとのこと。

ちなみに(2023年)一部改良版・新型NXの変更・改良内容は以下の通り。

【(2023年)一部改良版・新型NXの変更・改良内容】

◇前後方録画機能付きデジタルインナーミラーがメーカーオプション設定

◇20インチランフラットタイヤがメーカーオプション設定

◇シートヒーター/ステアリングヒーターがベースグレードでもメーカーオプション設定可

◇後席6:4分割可倒式シート(電動格納機能付き)がNX450h+でも標準装備

◇別体型CD/DVDプレーヤー廃止

◇HDMI端子のディーラーオプション設定予定

2022年1月に発売されて僅か5か月!新型LX600も6月末に受注一旦停止予定

続いては、レクサスのフラッグシップSUVモデルとなるフルモデルチェンジ版・新型LX600。

トヨタ新型ランドクルーザー300の兄弟車種で、2022年1月12日に発表・発売されるも、直後に「納期4年程度」とアナウンスされ、今となっては「納期5年以上」。

私も本モデルを購入・契約済みで、本来であれば2022年5月~6月に納車予定でしたが、度重なる工場生産・稼働停止により納期が延びてしまい、現時点では2022年夏もしくは秋以降に納車予定という流れに。

新型LXの受注再開目途についても、2023年中頃~末頃を予定しているそうですが、こちらもまだまだ納期短縮には時間がかかりそうですし、新型NX同様に納期次第では再開目途も変更されるかもしれませんね。

新型LXは原則転売・輸出禁止ながらも、既にカーセンサーには2台出品済み

ちなみに新型LXは、新型ランクル300同様に新車購入・契約時に「輸出・転売禁止に関する誓約書」にサインを求められるわけですが、2022年6月中旬時点で中古車サイト・カーセンサーでは2台の新型LXが出品されています。

1台は要応談となっていますが、もう一台は総支払額3,500万円と、ランボルギーニ・ウルス(Lamborghini Urus)やメルセデス新型マイバッハGLSクラスが購入できるほど。

新車販売価格で1,800万円のLX600 EXECUTIVEですが、約2倍ものプレ値が付いて転売されているものの、果たしてこの金額を出してまで購入するのだろうか?と言われると疑問に思う所です。

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