これは酷いな…トヨタのホワイトパール塗装剥がれがオーストラリアでも深刻化。カローラやカムリ、ランドクルーザープラド、RAV4の塗装がラッピングのように剥がれていく

トヨタのホワイトパール塗装剥がれは、2010年式付近だけでなく直近のモデルでも発生している模様

ちなみにトヨタのホワイトパール塗装剥がれは、日本国内であれば2010年式付近だけでなく、2017年式のプリウスα G’sでも同様の問題が発生したという報告も。

新車購入後2年で塗装剥がれが生じたとのことですが、幸いこのモデルに関しては、保証期間の3年以内に生じたものだったため、無償修理にて対応していただけたとのこと。

これが仮に3年後に塗装剥がれが生じた場合、有償修理での対応となってしまうわけですが、駐車方法によって塗装の劣化具合が異なるとはいえ、今後も全モデルを3年以内に統一したままなのか、それとも保証期間を延長するかどうかも今後の課題となるかもしれません(今後もトラブルの対象になりやすい事象の一つだと思う)。


トヨタだけでなく、日産のホワイトパールでも塗装剥がれが生じている

なおホワイトパールの塗装剥がれ問題については、トヨタだけでなく日産のC26型セレナ(Nissan Serena)でも同様の問題が多数報告されており、しかしトヨタのように無償による延長保証プログラムを実施していないのが現状です。

そしてもう一つ問題になっているのが、ディーラーによって塗装剥がれが生じたモデルを「無償で修理している店舗」と「有償で修理している店舗」、そして「修理対応してもらえない店舗」の3種類が存在すること。

この点はディーラーの方針によって対応が異なるものだと予想されますが、無償で塗装剥がれ修理(再塗装)を対応していただけるディーラーが存在すれば、「なぜあAのディーラーでは無償なのに、Bのディーラーでは有償なんだ?」と後々トラブルが起きてもおかしくないところ。

これは日産に限らず、トヨタでも同様の報告をブログ読者様より頂いているため、メーカーを通して全国のディーラーの対応を統一にした方が良いのでは?と思ったりもします。

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