和歌山県にて顧客のホンダ・シビックEK9が盗難被害に→犯人は盗難車で店長をひき逃げ→犯人の同伴と思われるトヨタ・プリウスのナンバーが全国ニュースにて公開

2022-07-31

他人の車を盗むだけでなく、更に盗難車でひき逃げとは言語道断

昨今、トヨタ・ランドクルーザー(Toyota Land Cruiser)やレクサスLX、更には日産スカイラインGT-R、マツダRX-7等といった国産モデルの盗難被害が相次いでいますが、今回は和歌山県の店舗にて、ホンダ・シビック(EK9)が盗まれるだけでなく、この車を預かっていた店長が盗難車で轢かれるという事件が発生しました。

この事件は、2022年7月17日の午前1時半ごろ、和歌山県・紀の川市にあるミスタータイヤマンにて起きたもので、シビックEK9を盗もうとする犯人が監視カメラにて映され、僅か数秒という短い時間の中で犯行に及ぶ瞬間がSNSやニュースメディアでも公開されています。

更に、こういった事件で加害者に対して必ず特別な配慮で保護するメディア/マスコミも、今回ばかりはさすがに許せないと考えたのか、ほんの一瞬だけ共犯と思われる車両のナンバーを全国ニュースにて公開しています(おそらくスタッフ陣のミスだとは思われるものの、思い切ってナンバーを公開しても良いのでは?とも思ったり)。

犯行の瞬間も含め、犯人の車両情報などもチェックしていきましょう。


盗みの瞬間は僅か7秒!犯人は相当に手慣れた人物だと思われる

こちらがミスタータイヤマンの監視カメラにて撮影された盗難被害の瞬間。

左側に映っているシビックEK9は、車検のためにミスタータイヤマンが預かっていたユーザー車両とのことですが、どうやら犯人はそのことに気付いていたのか、7秒という短時間でキーをアンロック→エンジン始動して無理やり走らせる行為に。

このとき、近くにはトヨタ・プリウスが停まっていて、おそらくは犯人の車両だと思われますが、いつものことながら疑問に思うのは、肖像権が絡んでいるとはいえ、なぜ犯人の顔と車両のナンバーにボカシを入れるのか?ということ。

但し一部の映像では犯人の車両のナンバーにボカシ無し→全国ニュースにて晒されることに

いつものことながら、メディア/マスコミの不思議な配慮によってプリウスのナンバーが保護されていましたが、たまたま編集のミスなのか、プリウスのナンバーにボカシが無く全国ニュースで晒されることに。

ちなみに30系プリウスのナンバーは「115」と表記されていますが、これも天ぷらナンバーである可能性があり、すぐに見つけることは難しいかもしれません(方角としては大阪方面に逃げたとののこと)。

店長「命に代えても止めたかった」

そしてこちらが、盗んだシビックEK9で逃走する犯人を逃がさないよう、ミスタータイヤマンの増田道治 店長が身を挺して止めに入る瞬間。

このあと、増田店長はシビックに轢かれてしまい、指を5針縫い、手や足に打撲やすり傷を負うことに。

それでも店長は「お客さんから車検で預かっていた大事な車だった」として、加えて「命に代えても止めたかった。車好きの人間として許せない。無事に返してほしいの一言です」とコメント。

こうした切なる願いを聞くと、改めて犯人が行ったことは決して許されることではないですし、車が無事に戻ってくることはもちろんのこと、一日でも早く犯人には捕まってほしいところです。

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