1984年から38年間も新車として販売し続けたトヨタ・ランドクルーザー70が遂に受注一旦停止へ。納期は既に「2年以上」、原因はやはり”アレ”か?
トヨタ・ランドクルーザー70を新車で販売し続けることができるのは、そう簡単なことではない
なおトヨタ・ランドクルーザー70は、トヨタ車体・吉原工場・第2ラインにて製造されているモデルで、2022年8月の工場生産・稼働停止計画では、同月1日の1日だけ停止する計画。
今後、部品供給不足や半導体の供給不足が原因で、更に生産稼働計画が変更される可能性もありますが、改めて38年間フルモデルチェンジしなくとも売れ続けることの凄さはもちろんですが、そういったモデルを販売できるよう、先々の安全基準や時代の流れにもフレキシブルにも対応できるよう設計してきたトヨタのセンスも素晴らしいところ。
一部改良に見えて、実はマイナーチェンジレベルにアップデートされたランドクルーザー70
ちなみにこのモデル、2022年モデルとして具体的にどういった年次改良を施したのかおさらいしていきましょう。
先程のポールサイドインパクト規制の準拠に加え、以下の内容で改良・変更を加えています。
◇ポールサイドインパクト規制に準拠
◇中型車両(NB)として分類するため、車両総質量3,500kgを超えるように調整
◇サスペンションの変更やペイロード調整
◇BluetoothやUSBポートの追加
◇6.1インチのインフォテイメントタッチスクリー追加
上述の通り、一部改良とは言いながらも、パフォーマンスや安全性能が大幅に向上したことを考えると、その変更内容はマイナーチェンジレベルではないかと思います。
ランドクルーザー70のパワートレインは、排気量4.5L V型8気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力202hp/最大トルク430Nmを発揮。
トランスミッションは5速MT、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみをラインナップします。
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Reference:CarExpert