フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の予約は好調!購入・契約の理由には「周りが購入しているから」「買っても損しないから」

(2023年)ホンダ新型シビックタイプRを購入・契約した理由は?

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のデザインは、FK8のようにアグレッシブな顔つきではなく、どちらかというと落ち着きと”懐かしさ(原点回帰)”を持ち合わせた一台ですが、このモデルの予約も好調とのこと。

いつもお世話になっている複数のホンダディーラーにも独自に取材させていただきましたが、地方ディーラーでも1件あたり最低4件の予約が入っているとのこと。

そしてこのモデルを購入・契約される方はどういった経緯でシビックタイプRに行き着くのかが気になるところですが、ホンダディーラーの情報によれば以下の通り。

①先代FK8以前からの乗り換え

②人生初のスポーツカーはタイプRと決めていた

③最後の内燃機関&6速MTかもしれないから

④コスパが非常に良かった(車両本体価格は4,997,300円税込)

⑤周りが購入しているから

⑥どの新車もすぐに長納期になる、スポーツカーは買って損しないから

以上の①~④は一般的な理由だと思いますが、ちょっと驚きだったのが⑤~⑥。

確かにコスパの高いモデルとは言え、車両本体価格は約500万円(乗り出しで550万円ぐらい)もする大きな買い物ですから、そういったなかで「周りが購入しているから、自分も購入してみた」というのも中々のパワーワード。

購入する理由は人それぞれなので特に気にしてはいないものの、⑥の回答にもある通り、シビックタイプRも気が付けば投機目的の一台になってるんですね。


部品不足や半導体不足が解消されない限りは、中古車市場での高騰は避けられない

中古車市場やオークション、輸出など、転売目的での購入を防ぐために誓約書にサインを求めるようになっていますが、恐らく発売後に大手中古車サイトでも掲載される可能性がありますし、ちょっと想像もしていないような価格帯にて転売される可能性も無きにしも非ず(先代FK8 Limited Editionのようなことになる恐れも?)。

まずは本当に欲しいと思えるユーザーの下に納車されることが一番ではありますが、SNSにも挙げられている通り、先着順ではなく抽選でオーダー順を決めるところが非常に多いことを考えると、少しでも早く全てのオーナーの下に納車されることを祈るばかり。

そして、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足などを理由に、新型シビックタイプRの生産・出荷が遅れることを良いことに、中古車市場にて法外な価格帯で転売されなければ良いのですが、この問題もまだまだ解消されることは難しいかもしれません。

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)関連記事