フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTが納車されて9か月が経過!そして抽選限定500台のみとなる特別仕様車IS500 F SPORT Performance First Editionの申込数が遂に「5,000件」を突破

新型NXは一日でも早く、一台でも多く納車待ちのユーザーに届いてほしい

さてさて、2021年12月に私に納車されて早くも9か月以上が経過したレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX350h F SPORT(2WD)ですが、走行距離も2,000kmを突破し、特にこれといった故障もなく順調且つ少しずつ距離を伸ばしています。

基本的には私の父親用に購入した一台なので、週末乗りメインで活用しているとのことですが、2021年10月に発表されてからもうすぐ1年が経過するにも関わらず、今でも街中や近くの駅の道の駐車場での視線はアツいそうで、まだまだ本モデルの希少性は高いことが伺えますね。

前回のブログでもお伝えしましたが、販売店によっては先行予約初日となる2021年8月19日の午後に購入・契約された方でも”未だ納車されていない”方が多数いらっしゃるとのことですし、このような状況で2022年秋頃に新型RXを発表・発売することは、販売店側も「顧客からの信頼を失う」ことにも繋がりかねないとも懸念しているそうです。

そういった様々な不安要素が残るなかで、トヨタ/レクサス側も「まずは新型NXの生産に注力するために、新型RXの発売を一旦遅らせる」ということも、選択肢の一つに入れても良いのでは?とも考えたりしますが、ビジネスという面で考えたら急速な円安が進んでいる状況こそ”またとないチャンス”と捉えているでしょうし、その点はトヨタ/レクサス側もチャンスを逃さないのではないかと推測しています。


新型NXはマルチメディア系を除けばほぼ完ぺき

早速、新型NX350h F SPORT(2WD)が納車されて9か月が経過しての素直な感想をまとめていきたいと思います。

やはりエクステリアデザインや走りの面での満足度は非常に高く、特にシャシーの完成度と剛性の高さは他の国産車を十分圧倒できるほど。

特にワインディングロードや高速道路での安定した走り、タイヤが道路にビタっと張り付くような安心感、そして狙ったラインに対してスポーツカーのように突破していく緻密な走りにおいては、正直「SUV」を操作しているという感覚よりも、「スポーツセダン」もしくは「スポーツハッチバック」を操作しているような感覚であり、「あれ、自分ってこんなに運転できたっけ?」と錯覚を起こすほどにシャシーがしっかりしているのも注目ポイント。

同じSUVでも全く印象や操作性が異なるのもユニークで、何よりも走らせていて「楽しい」

普段私が運転している同じSUVタイプのレクサス新型LX600やトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)とは大きく異なり、重心位置も低く感じられ、クイックなコーナリングと旋回性の高さは高く評価できるところで、キビキビした走りを実現しながらも、ピーキーに感じさせない操作性の幅の広さにも驚かされるため、「まさかここまで公道での走りを楽しませてくれるとは…」というのが正直なところ。

私自身は、そこまで運転技術のある人間だとは思っていないものの、新型NXを運転していると”ドライバーにちょっとした自信を与えてくれるような不思議な力”が宿っているようにも感じられ(もちろん過信は禁物)、一度このクルマに乗ってしまうと他のスポーツ志向強めのSUVに乗るのはちょっと難しいかも?と思ってしまう程。

ディスプレイオーディオなどのマルチメディアはまだまだ課題多め

走りやデザイン性での評価はかなり高い一方、マルチメディア含むナビゲーション関係はまだまだポンコツだと考えていて、運転中のブラックアウトはもちろんのこと、アニメーションのチープさ、エージェントの使い勝手の悪さ等まだまだ課題は多く、改善の余地はあると考えていて、トヨタ/レクサス側も「今後ユーザーの意見をフィードバックしては、より良いものに仕上げていく」と言い切るほどですから、今後更に使い勝手が向上することに期待したいところです。

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