フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンに早くも新たな商標が出願!その名も「シグニア(SIGNIA)」…第5のクラウン?一体どのような意味を持つ?

語呂は似ているが、トヨタは以前ランドクルーザーシグナスを販売していた

そして今回のトヨタ・クラウンシグニアとは異なりますが、(語呂が似ているというだけで)トヨタは過去にランドクルーザーの上級版となるシグナス(Cygnus)を販売。

当時レクサスLX470の国内市場向けとして展開された一台で、シグナスの意味合い・由来についても、トヨタ公式が「はくちょう座」と回答していますが、今回の新型クラウンシグニアが量産車種の名称であり、仮に「全4車種の中のどれか」ということであれば、やはりセダンが濃厚なのかもしれませんし、「全4車種の中で最も高額なのがセダン」ということも考えらえるかもしれません。

なおクラウン群に関しては、新型クラウンクロスオーバー以外はどのようなパワートレインを採用するのか、どういったプラットフォームを採用するのかも明確になっておらず、もしかするとなかにはピュアEVや水素燃料電池、プラグインハイブリッド(PHEV)を採用するモデルも存在するかもしれないですし、この点はトヨタの公式プレスリリースを楽しみにしたいところ。


新型クラウンクロスオーバーも公道で度々見かけるようになってきた

少し話は変わりますが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーによると、新型クラウンクロスオーバーの最上級グレードとなるRSの生産目途もようやくついたそうで、一般ユーザー向けの初回受注分も2023年1月より生産開始予定とのこと。

あくまでも予定なので、部品不足や半導体不足、更に海外市場向けに生産を優先する?ということも考えられるかもしれないですが、ひと先ずはRSグレードにて懸念されていたハブボルト締結&eAxelの不具合が解消されて良かったところですし、顧客に納車されてから事故などが起こるようなトラブルだけは避けてほしいところ。

あとは公道にて新型クラウンクロスオーバーを目撃する頻度が増え(試乗車ではなくユーザー車両)、改めてその姿は異様で、これまでのクラウンとは全く存在感が異なりますし、何よりも公道では「大きく」見えるということ。

発表直後から何かと否定的な意見の多い新型クラウンですが、トヨタ自身が「変わる姿勢」「これまでのクラウンを壊して新たなクラウンを切り拓く」ことと同じように、我々ユーザー側も「受け入れる姿勢」「否定ばかりでなく、時代にフレキシブルに対応していかなければならない」ことを意味する一台なのかもしれません。

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