(2023年)一部改良版・レクサス新型UX300eが2022年10月12日に世界初公開!新開発バッテリー搭載&容量拡大で航続可能距離はRZ450eと同等だった件

(2023年)レクサス新型UX300eで最も不安視されるのは新世代マルチメディアシステム

話はレクサス新型UX300eに戻りましょう。

先程の新開発バッテリー採用に加えて、走りやマルチメディアもアップデートしているとのことですが、詳細は以下の通り。

◇Toyota Technical Center Shimoyamaでの走り込みや、ボディのスポット溶接打点20点追加によるボディ剛性の強化

◇BEV特有の電池パックの床下配置による低重心や、リヤに標準で装着されたパフォーマンスダンパー、最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングを施し、すっきりと奥深い走りを実現

◇大型化/高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用

◇インストルメントパネル、及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新たに設定するなど、使い勝手を向上


これまでレクサスNX/LXやトヨタ・ノア/ヴォクシーでピックアップされた点は解消されるのだろうか?

アップデート内容は先ほどの通りとなりますが、やはり個人的に気になるのはディスプレイオーディオの使い勝手について。

既にレクサス新型NX/LX600やトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)などで散々問題点や課題点を洗い出してきたディスプレイオーディオですが、ユーザーだけでアップデートが可能なOTAが採用されたことで、少しずつ不具合・不満点なども解消されてきました。

しかしながら、こういったアップデート内容が他の新型車に全く反映されていないというのも事実で、直近のモデルであればトヨタ新型シエンタ(New Sienta)。

トヨタ/レクサスのあまりにお粗末な対応については、既に新型シエンタのオーナーズレポート記事でも紹介済みですが、個人的に一番懸念しているのは、今までアップデートしてきた内容を他の車種に全く展開しないということは、「他車種でもまたゼロから意見をフィードバックするのだろうか?」と思われても不思議ではないですし(要は作りっぱなし、意見を取り入れっ放しで終り)、それは新型UX300eでも同様のことが言えると思いますから、しっかりとアップデート内容が反映された状態で顧客のもとに提供してほしいところです(シエンタやUX300eに限らず、他の新車・新型車も同様)。

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Reference:Toyota①