フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタのディスプレイオーディオ問題と不満→アップデート配信は2022年11月中旬頃を「予定」→なぜこんなにも時間がかかるのか

2022-11-19

トヨタはサステナビリティを重要視しているからこそ、ユーザーの意見に耳を傾けてほしい

せっかくトヨタ新型シエンタのデザイン性や走り、燃費、予防安全装備、ドライビングサポートシステム、内装の安心感など、全体的な完成度は非常に高く満足度も高いのに、グローバルメーカーとしてはマルチメディアシステムで他社に遅れることだけは避けたいはずだと思うのですが、他車とのリンクやつながりはもちろんのこと、約1ヶ月(予定)という遅さは大きな課題だと思うんですね。

個人的には、もう少しユーザーやディーラーに寄り添ってレスポンスよく対応してほしいところですが、一人ひとりに親身に対応することが難しいのは承知しているものの、それでもトヨタはサステナビリティを重要視している企業でもありますから、その考えが一つ一つの製品に反映されていくことを願いたいところです。


新型ノア/ヴォクシーにて改善されていたDA経由でのリコールについては、新型シエンタにも反映されていると信じたいが…

なお新型ノア/ヴォクシー/レクサス新型NXなどでは、ディスプレイオーディオに関して以下の不具合・リコールが届け出されましたが、さすがに新型シエンタでは改善措置が施された上で、製造・出荷されていることを信じたいところです。

A:運転支援装置のLTA※において、制御プログラムが不適切なため、ハンドル舵角の中立位置のずれにより、LTAでのハンドル操舵の補正が不足するものがあるとのこと。そのため、カーブと車両速度の状況によっては、早期に警報が作動して、運転者による操舵が必要となり、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがある。
※レーントレーシングアシスト:レーダークルーズコントロールの作動中車線維持に必要なハンドル操作を支援するシステム

B:ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、ナビのルート案内中に車両を再始動し、直後にパノラミックビューモニターの映像を表示した場合、ナビ案内図を車両左側の映像に重ねて表示する場合がある。そのため、車両左側の映像が確認できず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しないおそれがある。

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