越前大野・荒島の郷「スーパーカーフェスティバル」に行ってきた!希少なフェラーリ、ランボルギーニなど40台以上が集結…そして「憧れのマクラーレン」に遭遇した親子の物語
道の駅「越前おおの・荒島の郷」にはとんでもない億超えのハイパーカーも
超希少なフェラーリF40とマクラーレンP1
そしてこちらはスペシャルエリア。
フェラーリのスペチアーレモデルでお馴染みF40と、世界限定375台のみ販売された希少なハイブリッドハイパーカー・マクラーレンP1が特別展示。
フェラーリF40は言わずもがなスーパーカーブームの代表格。
新車当時は約4,600万円程でしたが、現在はプレミア価値が付き3億円近くまで跳ね上がっています。
そしてこちらが、今回の主役といっても良いマクラーレンP1。
関東のアフターパーツブランドAnijaによってカスタマイズされた世界に一台だけのワンオフP1になるわけですが、「Position 1(ポジション・ワン)」の名の通り、その存在感も別格。
時価にして2億~3億円とも云われているP1ですが、Anija仕様のパガーニ・ゾンダ(Pagani Zonda)を見ない代わりにP1の目撃頻度が増えているため、もしかするとP1に乗り換えたのかも?と予想してみたり。
おそらくカーボンファイバ製のボディキット、もしくはカーボンファイバ風のラッピングによってカスタマイズされたものだと予想しますが、エアロダイナミクスボディとシャープなバランスはP1独特。
そして足元にはAnija仕様のワンオフホイールが装着され、ブレーキキャリパーなどは純正。
油圧式の複雑な造形を持つリヤウィングも過激ですし、湾曲のラインを描くテールランプやフィン付の巨大リヤディフューザーなど、その一つ一つがエクストリーム。
本物のP1を間近で見れることなどそうそうないですから、今回のイベントに参加された方は本当にラッキーだと思います。
マクラーレンに憧れを抱く親子の感動のやり取り
そして最後に、今回のイベントにて最も印象に残っていたのが、こちらのマクラーレン。
このモデルを見つけた親子が近づいてきて
子供:うわ~!マクラーレンだ!これずっと憧れだったんだよ
父:そうだよな。〇〇(子供の名前)はマクラーレンにずっと乗りたいって言ってたもんな
子供:うん!ぼく、このマクラーレン540Cが買えるように頑張る!
父:頑張ってな!もしこの540Cに乗れたら、パパも乗せてな
子供:うん!
何とも心がほっこりする親子のやり取りでしたが、目の前に展示されていたのは540Cではなく600LT。
さすがに親子の会話に水を差すのは宜しくないと思い、その場を”スッ”と後にしましたが、あの少年は将来540Cに乗るのか、それとも今回目にした600LTに乗るのか気になるところ(その前に保育園の年中さん位の小さい少年がマクラーレン540Cを知っていたことが凄い)。
540Cと600LTでは、新車価格にして700万円~800万円ぐらい異なりますが、きっとこの少年はその金額差をものともせずに600LTを目指してくれるのではないかと思います。
地域活性化と子供たちに夢を与えてくれるスーパーカーイベント、もし次回も開催される場合は、車の横に車種名を記載した看板や、マップ付と車名付のパンフレットなどの配布を希望します。