トヨタが2022年10月「4回目」となる工場出荷目途一覧を更新!新型カローラクロスのHEV&ガソリン受注停止で出荷目途に変化有り…カローラフィールダーもHEVは出荷目途「半年以上」

実は販売店のデモカー&見込み発注分の方が即納&最も安く購入できる?

今回の工場出荷目途で一番注目したいモデルは、唯一ガソリンモデルの受注を受付けていたトヨタ新型カローラクロスが、ハイブリッド(HEV)に続き受注停止となったこと(厳密には「詳しくは販売店にお問い合わせください」に切り替わったこと)。

一部のトヨタディーラーでは、受注枠が残っている可能性もあるものの、概ね2022年10月下旬で受注一旦停止になると思われます。

2023年9月以降に初の一部改良版として発表・発売予定とのことで、それまでの生産調整を目的とした受注一旦停止ということになりますが、いよいよガソリンモデルも長納期で厳しい状態になってしまいましたか…

ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーでは、試乗車・展示車として配備されている新型カローラクロスを新古車として販売していて、ガソリンモデル/ハイブリッドモデルともに即完売。

やはりこういったデモカーや見込み発注分であっても、即納可能で(日々高騰している)中古車市場よりも購入しやすいことを考えると、「実はディーラーのデモカーを購入した方が一番効率的で安価に購入できる」のかもしれません。

もちろん、ボディカラーやグレード、オプションについては「ユーザーが希望する仕様と異なる」可能性もあるものの、それよりも「今乗っている車の車検が迫っている」「欲しい車が受注停止で買えない」「いつ納車されるかわからない」ということであれば、「今買える車があればとりあえず買いたい」という状態になってきているのかもしれません。


社用車として活躍しているカローラフィールダーでも「納期半年」

そして今回の工場出荷目途でちょっと驚きだったのは、社用車としても活用されるカローラフィールダーが、ガソリンモデルで5か月~6か月程度、ハイブリッドモデルで半年以上の出荷目途になっているということ。

これを納期換算すると、最も早いガソリンモデルで「納期半年以上」という計算になりますから、改めてトヨタのどの車であっても「すぐに購入できない」異常事態になっていることがわかりますね。

ちなみに出荷目途一覧で最も出荷が早いモデルは、一部改良版・新型カローラセダン・ガソリンとカローラツーリングの2-3か月程度ですが、これらも「いつ」「どのタイミングで」出荷時期が大幅にずれ込むかわからないため、納期がまだ短い内に早めに動き出すというのも大事かもしれませんね。

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Reference:Toyota