フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTが納車されてもうすぐ11か月が経過!この車が登場してからレクサスは「色々な意味で」変わっていったような気がする

(続き)レクサス新型NX350h F SPORTが納車されてから改めて考えさせられる魅力ポイント

足回りの適度なカタさやサスペンションの減衰力も、もちろんその効果を更に高めてくれていることは認識していますが、やはり改めて乗って見て感じるのは、新型NXのねじり剛性の高さは先代NXからも更に進化していて、体にかかる負担を最小限に抑えてくれるため、ワインディングを楽しく走れるだけでなく、ロングドライブの疲れもほとんど感じさせないほどに考えられたモデルなのだということ。

よくレクサスは「トヨタのガワを変えただけ」だとか「ぼったくりメーカー」などと揶揄されることもありますが、実際に所有して普段使いしてみると、同じTNGA-Kプラットフォームを採用しているトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4とは異なり、走り出しの安定感はもちろんのこと、グレーチングやマンホールを通過したときの路面の動きに対する反応、体に負担をかけないような内装のつくりなどはしっかりと差別化されていて、改めてトヨタがレクサスを超えることができないところは「走らせてみないとわからない」ところにあるのだと再確認。

私が購入したNX350h F SPORT[2WD]は、総支払額にして約720万円程でしたが、「本当に720万円ぐらいでこの走りを提供して大丈夫なのだろうか?」と思わせるほどのコスパの高さだと考えていますし、ここまで価格と車の完成度が(良い意味で)釣り合わないモデルも珍しいと感じたほど。
※ディスプレイオーディオの完成度の低さに関しては、素直に価格帯未満だと考えている


これだけ完成された新型NXが、2023年3月に更に進化する?

しかもこれだけ完成された車両が、2023年3月の一部改良で更に熟成度を高めてくるわけですから、現在納車待ちの方で一部改良版へスライドする方も多いとは予想されるものの、更に満足度は高くなると思いますし、現行NXオーナーも嫉妬するほどの完成度に仕上がっているのではないか?と予想しています。

ちなみに2023年モデルの新型NXの改良内容(暫定版)は以下の通りで、⑦の変化には注目したいところです。

【(2023年)一部改良版・新型NXの改良内容一覧】

①:デジタルインナーミラーに前後方録画機能付き(メーカーオプション)

②:20インチランフラットタイヤがメーカーオプション

③:メーカーオプションの別体型CD/DVDデッキが廃止

④:HDMI端子のディーラーオプションが検討されている

⑤:NX450h+に後席6:4分割可倒式シート(電動格納機能付き)が標準装備

⑥:シートヒーター/ステアリングヒーターがベースグレードでもメーカーオプション設定可能

⑦:走行性能を向上

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