君は一体どこで眠ってたんだ…走行距離「0km」の日産スカイラインGT-R R34 Nismo CRSが販売中!ミッドナイトパープルⅡのボディカラーで、価格は日本円で1億円に迫る勢いに

2022-11-22

素の日産スカイラインGT-R R34でも十分高額だが、クラブマンレーススペックともなると更にぶっ飛んだ価格帯に?

改めて走行距離「0km」の日産スカイラインGT-R R34クラブマンレーススペックを見ていきましょう。

このモデルが香港にあることも不思議に思う所ですが、改めてどうやって走行距離「0km」のままで運ばれたのかも気になるところ(ロールバックなどされていないことを願うばかりですが‥)。

ちなみにこのモデル、Contempo Conceptでは510万香港ドル(日本円に換算して約9,300万円)での販売とのことですが、おそらく今後その価値は更に高騰することが予想され、競売などに出品されれば1億円を優に超えることが期待されているとのこと。

とはいえ、サーキットを走るための技術の結晶ともいえる一台が、まさかこのような形で芸術品のように扱われる時代がやってくるとは…おそらく誰も予想していなかったと思いますが、今後も「一体どこで眠ってたの…?」と思わせるようなお宝がどんどん中古車市場や競売に出品されることでしょう。


採算度外視で作られたスペシャルモデル

ちなみにこのモデル、当時は圧倒的なパフォーマンスを提供するために採算度外視で仕立てられているため、車両代やレストア代、パーツ代を含めると数千万円の費用が掛かっているとのこと。

カーショップやチューナーでは得られないようなパフォーマンスと満足度を提供してくれるCRSですが、パワートレインは従来通り排気量2.6L 直列6気筒ターボエンジンを搭載したままで、特段エンジン出力や最大トルクをアップデートすることは無かったとか。

とはいえ、上の画像のようにエンジンヘッドに表記された”R”はCRSの証でもあるかと思いますが、私が拝見したR34 CRSは”R2”だったので、何か違いがあるのかは気になるところ。。

先述にもある通り、このモデルの価格帯は510万香港ドル(日本円に換算して約9,300万円)となっていますが、今後高騰するかもしれないことを考慮すると、ある意味今は安価に購入できる時代なのかもしれず、それこそアメリカ独自の輸入規制となる「25年ルール」が解禁されたとき、スカイラインGT-R史上最も高額値で販売されることも十分あり得るかもしれませんね。

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Reference:Contempo Concept, Drive