トヨタが2022年12月「1回目」の工場生産・稼働停止計画を公開!規模としては小さいながらも新型ハリアー/RAV4/レクサスNXに加え、発売されたばかりの新型RXも停止の対象に

(続き)トヨタ/レクサスの2022年12月「1回目」となる工場生産・稼働停止をチェック

レクサス新型NXの納期はまだまだ先行き不透明

そしてこちらもまだまだ長納期化が続いているレクサス新型NX。

いつもお世話になっているレクサスディーラーにも一時増産のアナウンスが入ったほどで、「ようやく新型NXもバックオーダー分を捌けるようになる?」と淡い期待はしていたものの、このモデル含むESやUXも1日だけ稼働停止に。

レクサスディーラー曰く、現在のレクサスのラインナップモデルは2023年末までに生産できる台数並びに各販売店に割り振られる台数が事前に公表されているため、そうなると必然的に2023年に各販売店に納めることのできるNXの台数も明確になるわけですが、別の見方をすれば、その台数の中に自身のオーダー車両が含まれていなかった場合、2024年以降の納車となることが明確に。

またその一方で、必ずしもNX250/NX350/NX350h/NX450h+がバランスよく生産されているのか?と云われるとそうでは無さそうで、例えば2022年10月~11月は、私がお世話になっているレクサスディーラーだとNX250の入庫は「1台」、NX350の入庫は「0台」、NX350hの入庫は「3台」、そしてNX450h+の入庫は「1台」のみ(しかもお世話になっているディーラーではバックオーダーを200台以上も抱えている)。

そう考えると、今回の工場生産・稼働停止スケジュールには無い「別の問題」も色々と抱えている可能性がありそうですし、全国にて抱えているバックオーダーを全て捌き切るのにどれだけの期間を要することになるのかも気になるところですね(概算でも良いのである程度の目安納期は示してほしいところ)。


レクサスで最も購入することが難しいであろう新型RXも稼働停止の対象に

そして最後は2022年11月18日に発表・発売されたばかりとなるフルモデルチェンジ版・新型RX。

レクサス初の試みとして、このモデルから新規枠と既存オーナー枠の2種類を設け、新規枠はメーカー主体での抽選形式、既存オーナー枠は各販売店で独自の販売方式をとる計画で、そのほとんどが抽選といわれていますが、中には「どれだけのレクサス車両を購入してきたか」で優先順位を付けて販売するスタイルが設けられるなど、その方式は多種多様。

もしかするとフラッグシップモデルの新型LX600よりも購入しづらいのでは?と思わせる程にハードルが高いため、そういったモデルが今回の稼働停止(1日)の対象となると、どれだけの影響がでるのかは非常に気になるところ。

当ブログの読者様でも、既に販売店独自の抽選が行われ、当選された方々からの報告も頂いておりますが、その多くが最も高額なRX500h F SPORT Performanceというのもユニーク。

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