世界で起きた印象に残るスピード違反5選!「80歳男性ドライバーがスバル・インプレッサWRXで2倍以上の速度超過」「首都高はサーキットだ!」「ルイス・ハミルトンが日産スカイラインGT-R R34のレンタカーで?!」

(続き)世界で起きた最も印象に残るスピード・速度超過

③:280km/hの速度超過で捕まるのも凄いが、それ以上にその速度で追走したパトカーはもっと凄かった

続いては、オーストラリア・シドニーから南に1時間ほど走ったミタゴン近郊において、制限速度の2倍以上となる280km/hという常軌を逸した速度で走るフォルクスワーゲン・ゴルフR(Volkswagen Golf R)が、速度超過並びに危険運転罪により逮捕されました。

これはオーストラリア・ニューサウスウェールズ州警察(Twitter ID:@nswpolice)の公式Twitterにて投稿されたもので、先代Mk7をベースにしたハードコアモデル・ゴルフRが暴走していたところを警察が発見し、その後警察の手によって取締り・逮捕する瞬間を画像付きで投稿したものですが、この情報は地元のテレビニュースでも大々的に放送され話題となりました。

このゴルフRを運転していたのは22歳の男性で、普段から高速道路では200km/h以上の速度で走っていることが判明していますが、今まで何事もなく、そして事故や他車を巻き込むようなトラブルが起きなかったことが不思議。

フォルクスワーゲンなどのドイツ車は250km/hを超える速度は出せないが?

ちなみにフォルクスワーゲンなどのドイツ車両は、紳士協定の絡みで250km/hを超えないように速度制限が設けられていますが、おそらく22歳のオーナーはショップもしくはメーカーオプション専用パッケージでリミッターを解除していた可能性が高そうです。


④:日本国内では、更に上をいく信じられないスピード違反の動画が拡散

続いては、大阪府・東大阪市内の自動車専用道路・第二阪奈有料道路のトンネル内にて、30代の男が日産GT-R R35にて、法定速度60kmのところを280km/h以上にて走行したとして、全国の中でも過去最高速度となるスピード違反を更新・書類送検されました。

この記録が更新される以前は、国内最高速のスピード違反車といえば2018年3月に東京都国立市の中央自動車道にて、ダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)を運転していた男が、法定速度100km/hのところを、135km/hも超過する235km/hにて走行し逮捕されましたが、この速度違反を大幅に上回る結果となりました。

ちなみにこの事件が発覚したのは、GT-R R35を所有するドライバーがスピード違反の瞬間を動画としてアップしたことがきっかけ(当時YouTubeにて多数投稿されたものの、すぐにアカウント停止並びに動画が削除された)。

なぜ警察に捕まるような行動をとったのかは疑問ですが、撮影した本人からすれば「自分が無謀なことにチャレンジしていることを見て欲しい(いわゆる承認欲求)」だとか「この車の本当の凄さを知ってほしい」「日本でも300km/hで走れる」といったアピールをしたかったのかもしれませんね。

⑤:首都高はサーキットだ!と迷言を残し、度重なる速度超過と事故で書類送検

そして最後は、首都高速道路にて速度制限80km/hのところを、80km/hもオーバーした160km/hにて走行した疑いがあるとして、当時20歳だった飲食店店員の並木優弥 容疑者が逮捕。

首都高速道路を違法な速度にて走行していたとされるルーレット族の一人であるとのことですが、どうやら速度違反にて警察に切符を切られた後、約2時間半ほど走って壁に衝突する等の単独事故を引き起こしていたことも発覚。

容疑者は速度違反であることを認めており「首都高はサーキットだ。もっとスピードを出したこともある」とコメントしていたことも印象的でしたが、約半年間で違反した回数が8回にも上り、その内即免許停止となる項目が6回(もちろん赤切符)、累積点数が76点という記録も話題となりました。

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