トヨタ大丈夫か…新型bZ4Xのハブボルト問題に続き、今度は航続可能距離がカタログ値の「半分以下」に。ランボルギーニ新型ウラカンステラートが遂に世界初公開!

ランボルギーニ・ウラカンシリーズ最後と言われている新型ウラカンステラートが遂に世界初公開!

続いて、ランボルギーニのエントリーリヤミドシップスポーツモデルで、最後のウラカンシリーズといわれている新型ウラカンステラート(Lamborghini New Huracan Sterrato)が、2022年11月30日に世界初公開されました。

ランボルギーニとしては初のオールテレーンタイヤを装着したオフロード&スーパースポーツモデルで、このモデルをもってウラカンシリーズが終了するとのこと。

世界限定1,499台のみ製造されることが決定し、2023年2月より生産が開始されるとのことですが、一部報道によれば「既に完売している」との情報もあるようです。

ウラカンEvoよりも最低地上高は+43mmもリフトアップしている

こちらが今回公開された新型ウラカンステラートのサイドビューですが、やはり一番注目したいのは足回り。

フロント・リヤに外付けリベット止めのオーバーフェンダー(無塗装ブラックのクラッディング)を装着し、更に従来のウラカンEvoよりも+43mmもリフトアップしたサスペンションリフトを標準装備(つまり最低地上高は170mmぐらい?)。

これにより、スーパーカー特有の歩道やちょっとした段差を気にしながら走らせる心配も無くなるため、実用性や使い勝手という面では大幅に向上するのではないかと考えられます。


ウラカンステラート用に走行モードも再調整し、ラリーモードも追加

もちろん、ただ単純に外付けオーバーフェンダーの装着やリフトアップをするだけでなく、トラック幅はフロント+31mm/リヤ+33mm拡大され、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみ、フロントは対向6ポッドキャリパーを備える15インチブレーキディスク、リヤは4ポッドキャリパーを備える14インチブレーキディスクを装備。

この他にも、LDVI(ランボルギーニ・インテグレーテッド・ビークルダイナミクスシステム)を最新版へとアップデートし、これを最大限に発揮できるようにStrada/Sportも新しくキャリブレーションされ、グリップの低い路面専用のラリー(Rally)モードも追加されています(Corsaモードの設定は無さそう)。

このリヤクォータービューからの迫力も中々に凄いですね。

足もとには、19インチのブリヂストン製デュエラーAT002オールテレインランフラットタイヤが装着され、オフロード性能に加え、オンロードでの快適性も向上させているとのこと。

パワートレインも、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力602hp/最大トルク560Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は3.4秒、最高時速は260km/hとかなり控えめです。

なおエクステリアデザインについては、アルミニウム製アンダーボディパネルがパワートレインの重要な部分を保護し、強化されたサイドスカートやルーフの後ろに装備されたされたエアインテークも装備。

インテリアについては、タッチスクリーンに新しいグラフィックが表示された専用Verde Sterrato Alcantra(ヴェルデ・ステラート・アルカンターラ)が採用され、ピッチとロールのインジケーター、ステアリング角度のインジケーターなどオフロードに焦点を当てたゲージが装備されているのも注目ポイントです。

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Reference:CARSCOOPS, motor1.com