雨の日だろうと関係ない!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)でナイトドライブ。雨の日の走りや視界はどうだ?先代FK8オーナーとのプチオフ会も

初めてホンダ・シビックタイプRのFK8×FL5プチオフ会にも参加

雨の日のドライブ後は、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)でショッピングセンターに買い物へ。

立体駐車場はほぼ埋まっていたため、屋外駐車場に停めていたのですが、戻ったあとはたまたまプチオフ会を開いていたFK8オーナー様(2名)に声をかけていただけることに。

そしてせっかくなので並べさせていただくことになるわけですが、こうして3台のシビックタイプRが並ぶと圧巻。

私自身もFK8と並べて撮影するのは全くの初めてですし、シビックタイプRのオフ会に参加すること自体も全くの初めてだったため終始しどろもどろ。

おそらくオーナー様から見ても「えっ、不審者?」と思われたかもしれませんが、なかなか経験できないこと、そしてオーナー様のご厚意によりFK8との違いを体感できたことも貴重な経験だったと思います。


走りにおいて、FL5とFK8では何が異なる?

素人ながらではありますが、FK8と乗り比べてみると、改めてFL5は落ち着きと丸みを持った優等生チックなスポーツカーという印象で(走行モードはCOMFORT)、特に低速域から中速域にかけての滑らかな加速とシフトフィールの違いは明確。

一方でFK8の場合だと、停車時からの力強さを感じられる立ち上がりはもちろんですが、中速域に渡っての加速は滑らかというよりも、ドッカンターボのようなトゲトゲしさと刺激が感じられました。

シフトフィールにおいては、1速 → 2速の繋がりは少しカタメで、その後のシフトアップは軽快。

反対にシフトダウン時は、回転差が大きいことによる影響なのか、3速 → 2速の入りが少しカタく、更に2速 → 1速はレブマッチシステムが採用されていないこともあり、ガタツキが生じてしまうため、FL5に乗り慣れてしまうと自分自身の運転の下手さが露呈してしまうことも(改めて自分はFL5に乗せてもらっているのが分かった)。

ドライブフィールにおいては、ウェットな路面ではありながらも、路面にタイヤがビタっと張り付くような安心感がありましたし、こちらはFK8とFL5共通。

ただ中速域での公道走行だと、タイヤ幅とインチ差の違いを明確に語ることはできませんが、何れもパワーを持て余していることは確か。

公道上では甲乙つけがたいレベルだと思うものの、これがサーキット走行だと大きく差が開くかもしれない?ということを考えると、「早くFL5でサーキット走らせたいな…」と思わせてくれますし、運転中にエモさを感じられる数少ない魅力的な車でもあります。

プチオフ会だからこそ得られる刺激も多数

ちなみに今回のプチオフ会でお話させていただいたFK8オーナー様は、天候に関係なく普段乗りしているそうで、片方は走行距離7万km近く、もう片方は5万km超えとのこと。

毎日乗っていても飽きることなく、日々のモチベーションアップのきっかけにもなっているとのことで、心からFK8に愛情を注ぎこんでいることも伝わってきましたし、今回のプチオフ会で大きな刺激をいただけことも確か。

私自身はまだまだMT初心者で、シビックタイプR(FL5)を操っているというよりも、反対に操られている感はあるものの、2023年は中距離~長距離移動でも活用しMTのドライビング技術を高められたと考えています。

2023年は新型フェアレディZ(RZ34)との乗り比べも?

車種は異なりますが、2023年は運が良ければ日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9AT]も納車される可能性がありますし、シビックタイプR(FL5)との比較やコンセプトの違い、それぞれどういった方向性を持つスポーツカーなのかも、実際に普段使いなどをしてみて体感できればと考えています。

いま思うと「新型フェアレディZも6速MTにしておけば良かった…」という想いはあるものの、新開発のジヤトコ製9速AT+パドルシフトも売りポイントの一つだと思いますし、パドル操作によるシフトチェンジとダイレクト感、そして本モデルとGT-R R35を手掛けた日産のチーフプロダクトマネージャーである田村宏志 氏が語る通り「フェアレディZはダンスパートナーで、GT-Rはモビルスーツ」と謳うように、9速ATでもダンスパートナーのような浸透感とレスポンスを感じられるのかも注目していきたい所です。

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)関連記事