フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーが納車されてもうすぐ10か月が経過!冬場&雪解け時の実燃費は18km/L、改めて使い勝手の良い考えられたミニバンだと思う

(続き)トヨタ新型ヴォクシーが納車されて、もうすぐ10か月経過しての雑感は?

冬場の雪解け時の実燃費は意外と悪くない

続いては、2023年1月に入って冬場&雪解け時のトヨタ新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z[2WD]の実燃費を見ていきましょう。

トヨタオーナーアプリの「MY TOYOTA+」にあるマイカーログから抽出した情報になりますが、あくまでも近場乗り&中距離移動に限定されるものの、上の画像の通り、さすがにWLTCモード平均燃費のような23.0km/Lまではいかないものの、合計36km走らせたとしても平均燃費としては18.0km/Lとまずまず。

ちなみに新型ヴォクシーの場合、アクセルを踏み込んだ時のエンジン音の唸りは非常に大きく、この点は競合のホンダ新型ステップワゴンe:HEV(Honda New STEPWGN)に比べて「かなりうるさい」方だと思います。

【新型VOXYと新型STEPWGNの静粛性比較!トンネルのノイズがうるさいのはどっち?【新型NOAH】】

走行中のエンジンの唸りが気になる一方で、意外にも実燃費は17.5km/Lや19km/Lを記録することがあり、一方で新型ステップワゴンe:HEVは非常に静かなのに14km/L~17km/Lの実燃費になることを考えると、それぞれに意外なギャップが見られるというのはユニークなことなのかもしれませんね。


やはり新型ヴォクシーの運転席周りの操作系は使いやすい

あとは、実際に新型ヴォクシーを所有してもうすぐ10か月が経過しますが、改めて思うのは運転席周りの操作系やユーティリティ関係、仮収納スペースのレイアウトが上手く考えられていること。

これは約7か月所有しているホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムラインとの比較になりますが、センターシフトの左隣りにスマホが仮置きできるだけでなく、トレー下部にはUSB Type-AとType-Cが設けられているため充電が可能であること、エアコン操作系が全て物理スイッチで水平基調なので、一目でどこにどのような操作系があるのか分かりやすいということ。

これは実際に他の車種も普段使いしながら、私なりに感じたことをまとめているだけなので、「新型ノア/ヴォクシーの操作系が使いやすいとは思わない」という方もいらっしゃるかもしれないですから、あくまでも参考程度にしていただけますと幸いです。

一方でメーターレイアウトが美しいとは言えない

ただその一方で、せっかくセンターシフト周りの操作系が使いやすいにも関わらず、運転席の7インチTFT液晶メーター+アナログメーターのハイブリッドのレイアウトを見ると、なぜかオートブレーキホールドのON/OFF情報(液晶ディスプレイの時刻のすぐ左隣)と、「現在オートホールド中」であることを示すオレンジ色の「HOLD」が左側のアナログメーター側に設けられているため、共通の情報がなぜ離れているのかは疑問。

「ECO」と「EV」アイコンが縦に並べられているのであれば、「オートホールドON/OFF情報」の隣に「ホールド中」のアイコンを並べても良いのでは?とも思ったりもします。

トヨタ新型ノア/ヴォクシー関連記事