【悲報】フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXの一部仕様が納期遅れの対象に…一方で新型RXは本格的に納車開始、「納期4年以上」のLX600も粛々と納車が進んでいるようだ
2023年3月のFMC後”初”の一部改良版・新型NXが発売される前に、バックオーダー分を捌きたいレクサスだが…？
2021年11月に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX。
先行予約直後から納期1年近くと云われていたレクサスの大人気車種で、発売後から一時は「納期2年以上」「納期不明」など、とにかく部品供給不足や半導体の供給不足で納期に悩まされた一台でもありました。
そんな新型NXも、2022年12月～2023年3月はトヨタ／レクサスのグローバルモデルを中心に、海外市場向けの生産から日本市場向けに重きを置いているため、「納期未定」といわれていたモデルも、「2023年1月～3月に大幅に短縮」されるようになりました。
しかしこの一方で、一部仕様に限り「長納期化」していることも明らかとなっています。
どうやらパノラマルーフ付きの個体は長納期の対象になるようだ
私がいつもお世話になっているレクサスディーラーの担当スタッフさんによると、どうやらNX250／NX350／NX350hにてパノラマルーフが装着される個体に関しては2023年3月までの納車は厳しいとのこと。
特にそのなかでもNX350／NX350hのF SPORT×パノラマルーフの組合せが納期遅れとなっているそうで、単純にパノラマルーフだけの問題なのか、それともパノラマルーフを装着するためのF SPORTのルーフパーツが不足しているのか、はたまた別のパーツが不足しているのかは不明。
当初の計画では、2023年1月～3月には納車可能と云われていただけに、急きょメーカーから「一部仕様に限り(遅れる仕様・オプションの組合せが掲載されたリストがメールにて送付)、生産・出荷が遅れる」といったメールが届くことで、販売店側も「メーカーからの急な回答が来る前に納期回答してしまった」ために、再び「納期が未定になってしまいました…」と納車を楽しみにしている顧客に説明しなければならないのも大変。
残念ながらメーカー側が公表している情報は「情報ではない」
残念ながら、メーカー側は「どのようなオプション付きの個体の納車が遅れる」「どのようなグレードの個体が遅れる」といった具体的な情報を公式ホームページには一切掲載せず、何かあれば「詳しくは販売店にお問い合わせください」としか記載しないところは非常に残念ですし、もはや情報レベルの掲載ではなく「とりあえず掲載しとけ」という風にか感じられないのが正直なところ。
※メーカーしか知り得ない情報を販売店に問合せしても、販売店が把握していないことは非常に多いため、販売店側からすれば迷惑な情報
そのため、今回納期遅れの対象となっているモデルに関しては、2023年3月に発売予定の一部改良へとスライドする可能性が高いとのことですが、車両本体価格はこれまでメーカーオプションだったものが標準装備されたことで、そのオプション分を値上げしたことから、実質的には据え置きということに。
https://creative311.com/?p=150316(2023年)一部改良版・新型NXのグレード別価格帯については関連記事にもまとめていますが、何かとフレキシブルな変更・改良が施されるため、個人的に改良版はおススメに感じるところです。