ホンダの納期にまたも変化!「新型ヴェゼルは4WDが納期短縮傾向」「新型ステップワゴンはマルチビューカメラ付きが最大半年延期」「ZR-Vは全体的に遅れ傾向になる?」

どの自動車メーカーも同じだが、短期間での納期変動に振り回されているように感じる

前回のブログにて、ホンダのラインナップモデルの多くが納期遅れとなっていることをお伝えしましたが、2023年1月末になってからも若干の変更が入っているとのこと。

具体的にどのモデルがどの程度遅れているのか?納期遅れが生じている要因は何なのか?反対に納期が短縮傾向にあるモデルは何なのか?などの情報をチェックしていきたいと思います。

なおこれらの情報に関しては、私がいつもお世話になっているホンダディーラーでの情報になるため、販売エリアや販売規模によっては情報が異なることも考えられますから、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです。


新型ヴェゼルの納期が謎!なぜか四輪駆動[4WD]モデルは納期が短縮方向に

まずはホンダの主要モデルの一つでもある新型ヴェゼル(Honda New Vezel)。

2022年8月に一部改良版としてサイレントリリースし、次回の年次改良は2024年春頃を予定していますが、内外装デザインの変更や特別仕様車の追加といった情報は無く、あくまでも法規制対応のみの予定。

そして2023年1月24日時点での最新納期情報としては、ハイブリッドe:HEVの納期が約1年なのはもちろんのこと、マルチビューカメラ付の個体は更に+3か月程度に延びているとのこと。

ただしここで注意してほしいのは、なぜか四輪駆動[4WD]モデルの納期が短縮傾向にあるということ。

短縮傾向とはいっても、3か月~4か月ほどとのことで、今後の部品供給や半導体の供給絡みで変化する可能性もありますが、早くて2023年内に納車可能との情報もありますし、車検などの入れ替えで早期的に検討されている方はおススメかもしれません。

新型ステップワゴンも”あのオプション”を追加すると更に長納期化?

続いて2022年5月に発売されたフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴン(New STEPWGN)ですが、こちらもガソリンモデル/ハイブリッドe:HEVモデル共に1年以上の長納期モデルとなっています。

そのなかでも一番の長納期の要因となっているのが、AIR/SPADAのマルチビューカメラ付きとのことで、どうやらこのオプションの部品が不足していて、納期が遅れ傾向なっているそうです。

SPADA PREMIUM LINEに関しては、マルチビューカメラが標準装備のため、納期も必然的に1年以上(1.2年~1.5年ぐらい)になるとのことですが、まさか競合モデルのトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)のパノラミックビューカメラ[PVM]付と同じ道筋を辿ることになるとは…

おそらくは車載半導体の不足が影響しているのだと推測しますが、反対にこの半導体不足がどこまで長引くのか、各自動車メーカーは、どの辺りで収束すると見込んでいるのかも気になるところです。

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