フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのAピラーは見づらい?運転席からの見晴らしはどうだ?ドリンクホルダーの使い勝手もインプレッション

(続き)トヨタ新型プリウスでちょっと気になるポイント

ステアリングでメーターが隠れて見づらい?

続いては、トヨタ新型プリウスのメーターの見やすさについて。

過去のブログでは、シートポジション並びにチルトステアリングの調整だけでメーターの見やすさ/見づらさについてインプレッションしましたが、改めてしっかりと自身の運転しやすい位置にシートポジションを調整し、ステアリングもチルト&テレスコピックの両方で調整したところ、上の画像の通りステアリング上にメーター情報が全て確認できるように。

もちろん、ステアリングのボトム部分が太ももや膝上に当たるようなこともありません。

ちょっとでもシート位置をズラしたり、ステアリング位置を変えたりするとメーターが見づらくなってしまいますが、結果的には見やすい位置で調整できたのはグッドポイント。

ステアリングスイッチは他車種と共通にしてほしかったな…

メーターの見やすさとシート&ステアリングの位置調整に絡めて、個人的にちょっと気になったのがステアリングスイッチ。

普段活用している新型ヴォクシー(New Voxy)/シエンタ(New Sienta)の場合だと、燃費情報や基本設定などを確認する際は、上下移動がレバー式、左右移動が物理スイッチ式でしたが、新型プリウスでは上下左右ともに十字タイプの物理スイッチになっているんですね。

しかもその下は音楽のボリューム調整がレバー式のため(ヴォクシー/シエンタはスイッチ式)、ヴォクシー/シエンタに乗り慣れている身からすると、プリウスのスイッチ系はちょっと慣れないと云いますか…「出来ればスイッチ系のレイアウトや押し方などは共通にしてほしかったな」というのが本音です。

ちなみにこちらが、新型シエンタのステアリングホイールとスイッチ類。

そしてこちらが、新型ヴォクシーのステアリングホイールとスイッチ類。

基本的にヴォクシーとシエンタは、ステアリングのスイッチ系の並びや構造も共通になっています。


新型プリウスの注目度は高い?

最後は新型プリウスの注目度について。

まだ発売されて2か月も経過していないこともあり、街中で見かけることはほとんど無いため、公道にて走らせてみると結構周りからの視線はアツいように感じられますね。

特に先代プリウスオーナーからの注目度が高く、片側2車線で追い越しできるような場面でも、ギリギリまで張り付いて追いかけてくることも多いため、一瞬「これ、煽られてるんか?」と思うことも。

なお新型プリウスの納期については、前回のブログでもお伝えの通り、2024年の受注枠が増えているとのことで、これから納期が極端に短くなるということは無さそうですが、2024年には「納期1年以上」という可能性は低くなっているのかもしれません。

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