トヨタ公式が「C-HRを2023年7月下旬で生産終了する」と正式アナウンス。フルモデルチェンジ版・新型C-HR HEV/PHEVは欧州専売モデルに?

トヨタC-HRは、2022年からどれだけ売れた?

気が付けばトヨタC-HRも、2022年1月度~2023年2月度(過去14か月間)の新車販売・登録台数は以下の通りで、トヨタのラインナップモデルのなかではかなり伸び悩む立ち位置に。

【2022年に新車販売・登録された現行C-HRの台数一覧】

2022年1月度:1,072台(39位)
2022年2月度:811台(45位)
2022年3月度:2,039台(35位)
2022年4月度:967台(31位)
2022年5月度:1,243台(27位)
2022年6月度:911台(38位)
2022年7月度:821台(45位)
2022年8月度:916台(37位)
2022年9月度:868台(43位)
2022年10月度:797台(43位)
2022年11月度:665台(47位)
2022年12月度:701台(45位)
2023年1月度:1,182台(41位)
2023年2月度:1,454台(34位)

2022年1月度~2023年2月度累計:14,447台(42位)

via:一般社団法人日本自動車販売協会連合会

以上の通り、2022年1月度~2023年2月度までの累計販売台数が、2023年2月度のカローラシリーズ(14,738台)に追いつかないことを考えると、トヨタとしても販売需要の少ないモデルをラインナップし続けるのもマイナスですし、2代目から需要の高い欧州市場に注力するのも納得。


新型C-HRは日本だけでなくアメリカ市場でも販売予定無し

ちなみにこの新型C-HRですが、日本市場だけでなくアメリカ市場でも市販化の予定は無いとのことで、おそらく販売市場は欧州専売になると考えられ、そのためにパワートレインもハイブリッド(HEV)/プラグインハイブリッド(PHEV)に限定するのかもしれませんね。

新型プリウスに倣うハンマーヘッドの新デザイン言語が何ともユニークで個性的な次期C-HRですが、日本市場にて市販化されないのはとても残念ながらも、いつか期間限定もしくは特別仕様車という形で日本市場専売の特別グレードが販売されることを期待したいところです。

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