フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが納車されて1か月が経過!約800kmほど走らせての本音は?「デザインを優先」して正解だった?

デザインを優先したことによってプリウスのイメージは大きく変化したと思う

2023年2月に私に納車されて1か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Z[2WD]。

走行距離は約800kmほどで、生涯平均燃費としては約21.2km/Lとなっていますが、これから更に距離を伸ばすことで平均燃費も向上してくると思いますし、近日中に往復 約470kmほどの高速道路+下道での大型移動もありますから、そのときの平均実燃費はどれぐらいなのかも検証していきたいと思います。

今回は、新型プリウスが納車されて1か月経過してのインプレッションをお届けしていきたいと思いますが、約800kmほど走らせての本音や、これまでのプリウスのイメージを払拭するためにデザインを優先したことは正解だったのか?を見ていきたいと思います。


約800km走らせての新型プリウスに対する本音

新型プリウスが納車されて1か月が経過し、走行距離 約800kmほど走らせての印象としては、乗り心地や普段の街乗り・中距離移動・高速道路での移動含め、使い勝手としては十分高いと考えています。

ただ、これは前回のブログでもお伝えした通り、運転席からの視界の悪さ、特に極太Aピラーを寝かせたことによる死角が弊害となっていることは、先代50系プリウスと比較しても大きなマイナスポイントだと考えていますし、仮に死角をサポートするための安全装備が充実していたとしても、ドライバーの操作による責任が伴う以上、安全装備で必ず事故が防げるか?といわれると話は別。

これは新型プリウスに限らず、他の車種でも同じことが言えるかと思いますが、まだまだ世に出回っていない新型車ということもあり、これから更に台数も増えてくると思いますから、事故が増えないことはもちろん、私自身も今まで以上に注意して運転していきたい所です(ある意味、自身の危機意識を高めてくれる視界の悪さだと思う)。

結局19インチタイヤアルミホイールってどうなの?

2023年3月に入って、一般ユーザー向けの納車が更に進んだこともあり、街中で新型プリウスを見かける頻度も多くなったように感じられますが、その多くがプラチナホワイトパールマイカで、足もとに履かせているアルミホイールも2.0L HEV専用の19インチがほとんど。

大口径タイヤホイールとはいえ、195/50R19インチの細めのタイヤって大丈夫なの?という心配や違和感はあるかもしれないのですが、実際に様々なシーンで走らせての印象としては、19インチ特有のロードノイズは若干感じられるものの、突き上げや極度なザラザラ感、不快に感じるような乗り心地では無いため、個人的には快適に感じる部類だと考えています。

ちなみに、街中メインや郊外、70km以上の中距離移動後の実燃費もどれぐらいなのか、前回のブログでも既に検証していますので、少しでも参考にしていただけますと幸いです。

ロングドライブでの実燃費レポートが楽しみ

まだ新型プリウスでは、片道200km以上のロングドライブを経験していないものの、往復 約170kmの高速道路+下道を走らせてのインプレッション記事においては、アダプティブクルーズコントロール[ACC]の優秀な追従性とアクセル操作、ナチュラルなエンブレによる減速、中距離移動後の体の疲れなども検証済。

今後のロングドライブのレポートも楽しみにしていただけますと幸いです。

2ページ目:新型プリウスをスポーツカー風に仕上げたことは正解だったのか?