フルモデルチェンジ版・レクサス新型LMの気になるポイント!「2.4LターボHEV搭載ながらもハブボルトは不採用」「ブレーキは4ポッド対向」など

(続き)レクサス新型LMのインテリアで気になるポイントは?

続いて、レクサス新型LMで個人的に気になったのがインテリア。

インテリアカラーはアイボリー(クリーム系)かブラック系の2色のみの設定になりそうで、シート表皮も高級なセミアニリン本革の設定となりそうですが、オーナメントパネル系は高級感を演出するウッドもしくは縞杢タイプのみと予想。

そして運転席のメーターデザインですが、海外の実車インプレッション動画を拝見する限りだと、レクサス初となる12.3インチフル液晶メーターとなりそうですね。

新型アルファード/ヴェルファイアでも12.3インチフル液晶メーターが採用予定

以前完全リークされたトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)の内装も、12.3インチフル液晶メーター+14インチの大型ディスプレイオーディオPLUSを搭載していましたから、さすがに上位互換版の新型LMで8インチの液晶メーターとかは「やる気あるの?」と疑われるでしょうし、これをベンチマークに今後登場するであろう新型GXや一部改良 or マイナーチェンジ版の新型LX/RX/NX/LSにも設定されるのではないかと予想されます。

ドライブモードは新型RXと同じようにダイヤルスイッチを廃止?

あとは公式プレスリリースにもある通り、レクサスチームメイト・アドバンスドドライブも搭載されていますが、ディスプレイオーディオ周りを見ていくと物理スイッチ類は基本的に廃された印象で、新型NX/RX/RZと同じようにディスプレイオーディオのタッチパネル式に集約。

そして新型NXには搭載されていた物理ダイヤル式のドライブモードセレクターも搭載されていないことから、おそらくは新型RXと同じようにディスプレイオーディオもしくはタッチトレーサーでの操作になることが予想されます。

フラッグシップミニバンというだけあって、チープ感はほとんど感じられない

内ドアトリム周りはこんな感じで、クリーム色の本革(合皮?)が囲い込むようなレイアウトは素晴らしく、それに合わせて中国ユーザーが好みそうなブロンズもしくはゴールドのパイピングラインもクール。

内ドアハンドルは次世代レクサスにて当たり前となったeラッチシステムを採用していて、この点は新型アルファード/ヴェルファイアと差別化しているポイントですね。

センターシフト周りも新型NX/RX/新型アルファード/ヴェルファイア同様にエレクトロマチックシフトですが、その周りが本革で張られているのもLMの良きポイント。

ただ中国ユーザーからすると、物理スイッチ系はハードプラスチック?ではなくメルセデスなどのようにメタル素材で高級感を演出してほしい、という不満やリクエストはあるかもしれませんね。


シートレイアウトでも中止しておきたいポイントも

そしてこちらは2列4人乗りのロイヤルラウンジ?仕様。

2列目に座るユーザーはファーストクラスのような快適性が得られると思いますが、運転席と助手席はパーティションの関係で後ろにスライド&リクライニングができないため、間違いなく家族旅行用には不向き。

法人やVIP送迎などのショーファーカーとして重宝されるでしょうし、日本市場でも本グレードが先行にて販売される予定ですが、おそらく購入されるユーザーのほとんどが法人でしょうし、生産台数も極端に少ないことが予想されます。

こちらが、ファミリー層などでも活用できそうな3列6人乗り仕様。

運転席は前後スライド&リクライニング可能ですし、2列目と3列目も左右独立のキャプテンシート仕様(2列目はオットマンも装備)。

ただ、日本仕様だと実用面や価格面などから3列目7人乗り仕様が最も売れ筋になると思われますし、そもそも3列6人乗り仕様が日本市場向けに導入されるかも微妙なところ。

こちらはブラックインテリアの3列6人乗り仕様。

クリーム系だと汚れが目立ちますから、ブラックだと子育て世代にはグッドな組み合わせですね。

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