トヨタ新型シエンタが納車されて8か月が経過!未だに聞かれるオートブレーキホールド無しの使い勝手は?予防安全装備の精度に課題アリ?
(続き)トヨタ新型シエンタの予防安全装備の精度についてチェックしていこう
引き続き、トヨタ新型シエンタの予防安全装備の精度についてチェックしていきましょう。
”とある場所”にて、信号のないところで赤信号注意喚起が発生する

続いて、これは新型シエンタに限らず、他に所有する新型プリウス(New Prius)や新型ヴォクシー、レクサス新型NX/LX600でも同様なのですが、赤信号になると交差点手前で「赤信号注意喚起」が発生するというもの。
赤信号注意注意喚起・・・道路側の路側装置より信号(色)情報を取得。赤信号交差点に近づいてもアクセルペダルを踏み続け、ドライバーが赤信号を見落としている可能性がある場合に、表示とブザー音による注意喚起を行い、安全に停止できるよう支援する機能
厳密には、メーター上に赤信号注意のアイコンが登場し、加えて警告音が発生するのですが、これがとある条件のとき、赤信号のない交差点で「赤信号注意喚起」が発生することがあるんですね。
そのとある条件というのが、信号のある交差点の手前に、信号の無い横断歩道があった場合、その横断歩道あたりで「赤信号注意喚起」が発生するようになっています。
奥の信号有りの交差点と、手前の信号のない交差点を同時に検知している可能性がある

これは必ずといって良い程に発生するので、おそらくは数十メートル奥の交差点上にある赤信号を検知した上で、その手前の信号の無い横断歩道をそれぞれ同時に検知してしまったために、誤検知しているのではないかと推測されます。
特に何か問題があるわけではないのですが、赤信号を無視して通過しているわけでもないのに、このような警告音が鳴るとちょっと驚いてしまうため、この点は精度を上げるにも限界があるのかもしれませんね。

以上が新型シエンタの納車後8か月経過してのインプレッションになります。
主に安全装備を中心とした内容になってしまいましたが、それ以外のシエンタの完成度や満足度は非常に高いことを意味しているので、個人的には本当に購入して良かった一台だと考えています。




