こんなにデカいのに収納力無さすぎ…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600のグローブボックスが致命的に使えなかった件。更に”カタカタ音”も結構目立つな…

総額 約1,500万円もする高級車なら、もう少し収納面にて力を入れても良かったのではなかろうか?

2023年5月に私に納車された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[AWD]。

前回のブログでは、本モデルのディスプレイオーディオの機能性・使い勝手があまりにもポンコツだったことをお伝えしましたが、今回はグローブボックスの収納面やメーターの操作レスポンス、そしてとあるパーツの”カタカタ音”がとても気になったので、これらをインプレッションしていきたいと思います。

総支払額 約1,500万円もするLX600ですが、その金額の割には「いやそこケチっちゃだめでしょ…」「もうちょっと工夫できなかったのか…」「これが日本を代表するレクサスの技術力なのか…」など色々と感じる部分もあったため、次回の一部改良やマイナーチェンジに向けて、少しでも良い方向に改善されることを願うばかりです。


グローブボックスの収納スペースに謎の2段ラック…これほど邪魔で無駄なものは無い

まずはLX600の助手席グローブボックスからチェックしていきましょう。

上の画像でも確認できる通り、助手席側のグローブボックスの面積はかなり大きいようにも見えますし、車検証セットや取扱説明書、キーパーラボ(Keeper LABO)さんの会員証冊子なども簡単に収納できそうな雰囲気がありますが、実際にグローブボックスを開けてみると…

画像では少し分かりづらいかと思いますが、グローブボックスの中に謎のラックのようなもの装着され、しかも上段の赤矢印部分の幅に対して、下段の黄色矢印部分の幅がかなり狭くなっているんですね。

このラックの形状を見る限り、上段に車検証が入った冊子を収納し、下段にLX600の取扱説明書(マニュアル冊子)などを仮置きするためのものなのかな?と思ったりしたのですが…

いざ取扱説明書を入れてみようとすると、上の画像の通りラックの幅が狭すぎて全く収納できないんですね。

しかも縦にして入れても、ラックからはみ出して結果的にグローブボックスを閉めることができないため、「一体何のためにラックを設けたんだ…」と不思議に思うばかり。

上の画像では、車検証入れの冊子が上段に収納されていますが、こうなってくると車検証が下段になるのか…?

私の考えがあまりにも甘すぎた…

下段には取扱説明書どころか、車検証入れの冊子すらも収納できないポンコツ仕様でした。

改めて何のためのラックなんだこれは…

ラック上段に車検証と取扱説明書を無理やり収納することに

ラック上段に車検証と取扱説明書を無理やり収納しますが(この時点でクリアランスは全く無い)、今度は上段下段共にキーパーラボさんの会員証が収納できず…更にはカーセキュリティの取扱説明書やファイルも収納できないため、結果的にグローブボックスの収納スペース全体を無駄にしたラックに。

こんなことになるのであれば、最初からラックなんか設けなければ良かったのでは?と思ったりもしますし、この点はレクサスの狙い・意図を確認してみたいところです。

センターコンソールボックスはクールボックスになっているため、安易に物を収納することはできないですし、何気に数少ない収納スペースの中で重宝されるであろうグローブボックスがここまで使い物にならないのはガッカリです。

2ページ目:後席ロールサンシェードのカタカタ音がうるさい?メーターの操作レスポンスはポンコツレベル?