かなりイケてる!フルモデルチェンジ版・レクサス新型GX550の開発車両を初スパイショット!激渋グレーの色合いがLX600には無い武骨さをアピール

想像以上に早いタイミングで、北米の公道にてスパイショットされた新型GXのテストカー

2023年6月9日に世界初公開された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型GX550/GX500h。

日本市場では2023年後半~2024年初め頃に発表・発売予定で、前回のブログでもお伝えの通り、オフロードに全振りした武骨なデザインや、全長5,000mmを切るサイズ感などから、新型LX600を予約していた方々が相次いでレクサスディーラーにキャンセルの相談をしているとのこと。

未だ日本の公道では、開発車両のスパイショット報告は無いものの、既にアメリカの公道では開発車両がスパイショットされていて、おまけに日本市場ではラインナップされない?ボディカラーが登場しています。


こんな激渋の新型GXだったら欲しいと思えるユーザーも多そうだ

こちらが今回、アメリカの公道にてスパイショットされた新型GXの開発車両。
※Instagram ID:@kurdistan_automotive_blog_より引用

ボディカラーは何とも珍しい激渋グレーの色合いで、レクサス新型IS/RCのF SPORTカラーであるチタニウムカーバイドグレーに近い色合いにも思えたり。

ちなみにこちらが、レクサスIS500 F SPORT Performanceのチタニウムカバードグレー。

こうして見比べてみると結構似ているようにも見えますが、F SPORT専用カラーがオフロード志向のGXに適用されるのかどうかは微妙なところですし、もしかすると全くの新規開発色ということも?

参考までに、レクサスUSAの公式プレスリリースを見てみると、ボディカラーは以下の通り4色のバイトーンカラーをラインナップするとのことですが(モノトーンカラーは記載されていない)、ラインナップにインコグニートが記載されていることから、日本市場向けでいうところのチタニウムカーバイドグレーの設定があるようですね。
※レクサスUSAでも、IS500にインコグニートを設定している

◇アトミックシルバー/ブラックルーフバイトーン

◇インコグニート/ブラックルーフバイトーン

◇ノリ(海苔)グリーンパール/ブラックルーフバイトーン
※ノリグリーンパール=(日本市場向け)テレーンカーキマイカメタリック

◇アース/ブラックルーフバイトーン

北米市場ではGX550のみで、GX500hの設定は無いようだ

ちなみに北米市場向けとしてラインナップ予定の新型GXですが、日本市場向けのように排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドを採用するGX500hの設定は無し。

レクサスUSAの公式プレスリリースによれば、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力349hp/最大トルク650Nm)を搭載するGX550のみで、プラットフォームはもちろんLX600と同じTNGA-Fを採用します。

グレード構成においては、以下の通り全6グレードが展開される予定で、各グレードで大きく異なるのは車体重量やブレイクオーバーアングル、ホイールサイズ等。

【北米市場向け新型GX550のグレード別主要諸元(一部)一覧】

◇GX550 Luxury+
・車体重量:3,075kg
・オーバーレイル高さ:1,915mm
・アプローチアングル:26°
・ブレイクオーバーアングル:23°
・ディパーチャーアングル:21°
・トレッド:(フロント)1,667mm/(リヤ)1,668mm
・ホイールサイズ:22インチアルミホイール
・タイヤサイズ:265/50R22インチ


◇GX550 Luxury
・車体重量:3,170kg
・オーバーレイル高さ:1,915mm
・アプローチアングル:26°
・ブレイクオーバーアングル:23°
・ディパーチャーアングル:21°
・トレッド:(フロント)1,667mm/(リヤ)1,668mm
・ホイールサイズ:22インチアルミホイール
・タイヤサイズ:265/50R22インチ


◇GX550 OVERTRAIL/GX550 OVERTRAIL+
・車体重量:3,629kg
・オーバーレイル高さ:1,935mm
・アプローチアングル:26°
・ブレイクオーバーアングル:24°
・ディパーチャーアングル:22°
・トレッド:(フロント)1,687mm/(リヤ)1,688mm
・ホイールサイズ:18インチアルミホイール
・タイヤサイズ:265/70R18インチ(33インチオールテレーンタイヤ)


◇GX550 Premium/GX550 Premium+
・車体重量:3,629kg
・オーバーレイル高さ:1,920mm
・アプローチアングル:26°
・ブレイクオーバーアングル:23°
・ディパーチャーアングル:23°
・トレッド:(フロント)1,667mm/(リヤ)1,668mm
・ホイールサイズ:20インチアルミホイール
・タイヤサイズ:265/55R20インチ

2ページ目:レクサスが目指していたスピンドルボディの完成形は新型GXだった?