フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(E53)が2024年春デビューとの噂!更にトヨタ新型シエンタやホンダ・フリードに対抗するノートミニバンは2024年秋頃デビューとの噂も
日産は次期エルグランドの最もベストな販売時期を逃してしまったが…
日産のフラッグシップミニバンでお馴染みとなるエルグランド(Nissan Elgrand)。
前回のブログにて、2024年にE53型として13年ぶりにフルモデルチェンジする?との噂が浮上していましたが、別のカーメディアでも2024年春頃にデビューとの噂が浮上しています。
またこの他にも、2023年秋頃には現行E13型ノート(New Note)をベースにした後席スライドドア&3列シートMPVが登場するとの噂があり、トヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)やホンダ・フリード(Honda FREED)をライバルとするようです。
果たしてどのような仕様となるのか?デザインはどうなるのか?チェックしていきましょう。
現行以前のエルグランドを所有するオーナーからすれば、新型エルグランドのデビューを待ち望むユーザーは少なくないと思う
2023年7月20日に掲載されている国内自動車情報誌ベストカーさんのWeb報道によると、新型エルグランドのデビュー時期は春頃を予定しているそうで、競合モデルは2023年6月21日に発表・発売された、フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)と、2023年12月に中国製として再販予定のホンダ・オデッセイ(Honda Odyssey)。
これまでアルファード/ヴェルファイアに関する記事はいくつかご紹介してきましたが、本モデルの初回生産枠(2024年8月まで)が各販売エリアにて決まっていて、そのほとんどが埋まってしまっている状態です。
おそらく多くの方が「新型エルグランドこそ、アルファード/ヴェルファイアが購入できなかったユーザーのことを考慮して、今のタイミングで販売すれば良かったのでは?」と考えていると思いますし、現行以前からエルグランドを乗り続けているユーザーも”今か今か”と待ち望んでる可能性が高そう。
そんなベストなタイミングを逃してしまった日産ですが、ベストカーさんのWeb報道によれば、2024年春頃のデビューが濃厚であるとのことで、プラットフォームは新型エクストレイル(New X-Trail, T33)にも採用されているCMD-C/Dプラットフォームへと一新し、パワートレインも排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンを発電機とする新世代e-POWERが採用される可能性が高いとのこと。
日産の直3VCターボと新世代e-POWERの相性は良い?
エクストレイルe-POWER(T33)に関しては、当ブログでも定期的にインプレッション記事を公開していますが、常々思うのはDセグメントSUVであるにも関わらず、平均燃費20km/L付近で無給油1,000kmも余裕だということ。
おそらくは、低排気量VCターボエンジンと新世代e-POWERとの相性が良いのではないか?とも推測しますが、エクストレイル(T33)で感じていた満足感が次期エルグランドでも採用されるのであれば期待値はかなり高そう(おまけに排気量も小さいので自動車税も安い)。
フロントマスクは新型アリア風?
ちなみに新型エルグランドのフロントマスクについては、ベストカーさんの予想(非公式)レンダリングだと新型アリア(New Ariya)のような次世代Vモーションフレームにハニカムメッシュのグリルパターンを採用することでスポーティさを演出。
ヘッドライト意匠もアリア同様にアッパー部分に細め&横に連なる小型四眼LEDヘッドライトを配し、その直下には”へ”の字型LEDデイタイムランニングライトを装備するとのこと。
足もとのタイヤアルミホイールは、フラッグシップミニバンの存在感を引き立てる19インチ~20インチの大口径タイヤアルミホイールを装着するとのことですが、乗り心地や燃費なども両立するとなると19インチがベストか。
新型セレナe-POWER LUXION(C28)に続き、プロパイロット2.0は必須
そしてドライビングサポートにおいては、新型セレナe-POWERルキシオン(New Serena e-POWER LUXION, C28)同様にプロパイロット(ProPilot)2.0の搭載が最も濃厚ですし、新型アルファード/ヴェルファイアやホンダ・オデッセイ(Honda Odyssey)に大きく差を付ける意味では欠かせない装備の一つ。
フラッグシップショーカーとしてだけでなく、ドライバーの疲労軽減には魅力的な装備の一つですし、実際にセレナe-POWERルキシオンで活用してみて思うのは、長距離移動が長ければ長いほど、その恩恵を受けやすい機能だったということ。
ナビやメーター、ヘッドアップディスプレイにおいても、セレナe-POWERルキシオンと同等、もしくはそれ以上のものが期待できますが、あとはナビのブラックアウトなどが頻繁的に起きないことを祈るばかりです。