アプデしてもポンコツだった…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタ／クラウン／プリウス／カローラシリーズが2023年7月27日にOTAアップデート！不満だったアレも本当に解消された？

2023-07-292023-07-30

(続き)2023年7月27日に配信されたOTAアップデートの中身をチェック

引き続き、トヨタ新型シエンタ／クラウン／プリウス／カローラのOTAアップデートの中身についてチェックしていきましょう。

オーディオソース画面の「閉じる(×)」スイッチの位置変更

続いては、オーディオソース画面の「閉じる(×)」ボタンの位置変更について。

これは新型ノア／ヴォクシー／bZ4Xでも改善？されたポイントですが、運転席から一番遠い「左上」に設置されていた「閉じる(×)」ボタンですが、今回のOTAアップデートで「右上」に変更されました。

エージェントは変わらず左上に「閉じる(×)」が設けられている

ちなみにこの「閉じる(×)」ですが、オーディオ選択時だけでなく機種情報でも左上に配置されているものの、「エージェント画面」や「いたわり案内」では変わらず一番遠い左上に配置されているため、この点の詰めの甘さ、ポンコツ具合は相変わらず。

本当にこれで「改善しました」と言い切って大丈夫なのか心配です。

マイセッティング：ゲスト設定の引継ぎ

続いても、新型ノア／ヴォクシー／bZ4XのOTAアップデートにて実施されたゲスト設定の引継ぎについて。

初めて利用する方の場合、こちらは「マイセッティング」を利用しないまま、一定期間運転しているドライバーが、初めてマイセッティング機能を使用する際、自分自身での設定を新規作成する設定に引き継げないという問題がありました。

そして車を乗りかえた際、設定(ナビのメモリー地点など)を、乗り換え後の車両に移行することができないという問題もありました。

こうした問題を解消するため、ドライバー登録時にゲスト設定を新規作成のユーザーに引き継ぐ仕組みを追加しているとのことですが、この内容をどれだけの方が理解しているか、そもそもマイセッティングとはどういう役割を果たすのか？を記載していないのは残念。

Wi-Fiのパスワード文字切れ改善

続いては、車内Wi-Fiのパスワード文字切れ改善。

上の画像にもある通り、パスワードの表示枠が狭いために文字切れが発生し、一目で確認できないというものでした。

これを改善するため、パスワードのテキスト幅を確保して表示枠を改善しています。

最後は、スマホ連携Blutoothによる目的地転送の改善

最後は、スマホ連携Bluetoothによる目的地転送の改善について。

これまでは、ディスプレイオーディオと連携したスマホのNaviConアプリから目的地が転送できませんでしたが、今回のOTAアップデートで転送できるように改善しているとのこと。

以上が、新型シエンタ／クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)／プリウス(New Prius)／カローラ(New Corolla)のOTAアップデートですが、個人的に気になっているのは、プリウスのナビがどこまで改善されているのか？ということ。

特に高速道路の各IC(インターチェンジ)／SA(サービスエリア)／PA(パーキングエリア)の到着予想時刻が表示されるようになっているのかは気になりますし、この点は近日中にレポートしたいと思います。

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