ごめん、クールボックスを舐めてたわ…レクサス新型LX600で往復1,300kmの長距離旅行Part②!ちょっと惜しいポイントや「トナラー」、ネオチャージWi-Fiなど

新型LX600は長距離移動用に重宝したい一台

2023年5月に私に納車されて2か月が経過した、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。

前回のブログでは、高速道路メインで往復 約1,300km走らせての実燃費はどれぐらいなのか?給油回数は何回だったのか?をメインにインプレッションしましたが、今回はLX600のユーティリティ関係や快適装備、そして高速道路を活用していて遭遇したトナラーなどについてインプレッションしていきたいと思います。

LX600の場合は、その大柄なボディサイズによる小回りの利きにくさを除けば、使い勝手としては快適で文句のつけようのないレベルですし、ユーティリティ関係でも「ここまで便利だとは…」と思わせるものもありましたので、早速こちらも併せてチェックしていきたいと思います。


新型LX600での一番の驚きはクールボックス

まず今回のロングドライブで一番驚いたのが標準装備のクールボックス。

兄弟車であるトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ではメーカーオプション扱いとなっているクールボックスですが、新型LX600では標準装備となり、レスオプションとしてCD/DVDデッキを選択することも可能です。

クールボックスの効き目がそこまで実用的で無いのであれば、個人的には子供がいる家庭ではCD/DVDデッキがおススメでは?と思ったりもしましたが、実際に活用してみて「これは絶対にクールボックスだわ…」と思う程。

ちなみに上の画像は、センターコンソールボックス内に設けられているクールボックスで、エアコンと連動してON/OFFスイッチで作動するというもの。

収納スペースとしてはこんな感じ。

思った以上に深めのつくりですね。

500mLペットボトルが軽く4本入り、小さめの缶ジュースも無理やり入れることのできるスペースを確保しています。

上のペットボトルの水は、宿泊した新潟県の高級旅館「月岡温泉 白玉の湯 華鳳」にて頂いたものになりますが、チェックアウトして車内に持ち込んだときは常温だったのですが、実際にクールボックスに入れて30分ぐらい経過したときに飲んでみると「キンッキン!」。

スーパーやコンビニで冷えているペットボトル水よりも更に冷えていて、最初の一口で「めっちゃ冷えてるやん!」と驚きを隠せなかったほど。

正直、「いくらレクサスといえども車のクールボックスってどうなの?」と思ったりもしましたが、現代の技術をナメてた自分がとても恥ずかしく思えるほどでした。

ちなみに上の画像は、約30分ほどクールボックスに入れたあとのペットボトル水ですが、特に水滴などもなく見た目は普通。

エンジンOFFで温くなっても、すぐに冷たくなるのは便利

しかし実際に触ってみると、明らかに冷却されていることがわかるぐらいに冷たいですし、これであれば長時間エンジンストップして飲み物が温くなっても、再びクールボックスを使用すれば冷たい飲み物が飲めるのでとても便利です。

ヒーターコントロールはかなり便利!…だが、ちょっと惜しい

続いては、新型LX600の7インチディスプレイ・ヒーターコントロールについて。

LX600のエアコンは基本的にフルオートにしていて、外気温の暑さに併せて24度~26度と任意で調整していましたが、風量含めて十分快適でした。

上の画像にもある通り、センターインパネに搭載されたヒーターコントロールでは、エアコンの風量や温度だけでなく、フロントのシートヒーター/シートベンチレーション(クーラー)のON/OFF有無と、シートベンチレーションの3段階レベルに合わせて、シート座面の冷却効果(ブルーの色味)が変化するというギミックがあるのもユニークなので、使い勝手としては非常に便利。

フロントはシートベンチレーションのアニメーションがあるのに、リヤは表示されない

ただし一点「惜しい」と感じたのが、上の画像のリヤシート情報。

エアコンの風量や温度は調整できるのに、なぜかシートヒーター/シートベンチレーションのON/OFF有無が表示されないのは残念。

折角フロントシートであれだけの情報量が表示できて、リヤシートヒーター/ベンチレーションも搭載されているわけですから、リヤ用のシートヒーター/シートベンチレーションの情報も欲しかったところ。

っというのも、シートヒーター/ベンチレーションがONの状態でエンジンを切ると、再度エンジン始動したときにONの状態が記憶されているので、気付かぬうちにシートベンチレーションがONになりっぱなしのことがあるんですね。

ヒーターコントロールでリヤの可視化と消し忘れを防げる

そういったときに、7インチのヒーターコントロールでON/OFFの有無とタッチ操作ができるのであれば、後席の可視化と消し忘れを防ぐことができると思っています(OTAアップデートで何とか改善してほしいですが…)。

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