三菱の新型デリカミニの納車後雑感。子供やご近所さんからの評判は?夏場のエアコンフルオートだと加速はイマイチ?パドルの使い勝手はどうだ?

新型デリカミニのデザインは良いが、トータル面で見ても魅力的な一台なのだろうか?

2023年6月に私に納車されて2か月以上が経過している、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

前回のブログでは、競合モデルになるであろうホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOX/N-BOX Customよりも優れているポイント、商品力の高さについていくつか紹介しました。

今回は、新型N-BOXよりも優れている点をいくつか持つデリカミニの納車後雑感について、簡単にまとめていきたいと思います。


デリカミニは子供からの評判も高

まずは新型デリカミニの子供からの評判について。

これはもう云わずとも子供からの評判はとても高く、子供の習い事にて送迎する際にも、お友達からも「デリカミニだ!」と言ってもらえるほど。

最近では、ようやく街中でも様々なボディカラーのデリカミニを見かけるようになりましたが、やはり子供のなかではテレビCMで流れている「アッシュグリーンメタリック×ブラックマイカルーフ」の2トーンカラーが定着しているようです。

また子供や保護者の方からも、「デリカミニってどうですか?」「燃費って良いですか?」「乗り心地って良いんですか?」「いくらぐらいするんですか?」と興味を示す保護者の方も多く、やはり台数が増えてくると注目度や興味心も高くなるようです。

ちなみに保護者の方々からすると、デリカミニの見た目を気に入っている方も結構多く、習い事でデリカミニの姿を見た他の子供が、両親に「デリカミニ欲しい!」とおねだりすることもあるのだそう。

それだけ子供からの支持も高いのだと思われますが、軽自動車と云えどもターボマイルドハイブリッドで総額250万円以上はしますから、中々簡単に「買おう!」という気持ちにはならないようです。

エアコンフルオート稼働だとやはり加速はモタつく

続いて加速性能についてですが、これは前回のブログでもお伝えした通り、毎日猛暑日が続く2023年8月は、エアコンを使用しない日が無い程にフルオートエアコン稼働状態なので、その関係でエンジンの出力低下が目立ってしまいます。

これはデリカミニに関係なく、他の内燃機関モデルやハイブリッド、EVモデルでも同様だと思いますが、特にデリカミニの場合は、エアコンフルオート稼働時だとアクセルを踏み込んだ瞬間のラグが大きく、上り坂の信号待ち → 青信号に切り替わる → アクセルを軽く踏む → 思うように加速せず詰まるような走りになる(結構モタつく) → 更にアクセルを踏み込む → ようやく本来の加速を取り戻す、といった流れになります。

以前私が所有していたホンダN-BOX Custom Lターボ・スタイル+ブラック(Honda N-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACK)の場合だと、同じ条件でアクセルを踏み込んでも、上述のような低トルクの”詰まる”ような加速では無かったため、「何のためのマイルドハイブリッドなのだろう…」と疑問に思うこともしばしば。

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