こんなことがあった。レクサス新型LX600で奈良県は橿原神宮へ。駐車場でセキュリティアラーム発生→どうやらおじいさんがLXを覗き見し、盗難と勘違いで検知したようだ

(続き)レクサスLXだけでなく、トヨタ/レクサスは盗まれやすい車のワーストランキング上位を独占している

ちなみに先程の自動車盗難繋がりではありますが、一般社団法人日本損害保険協会(SONPO)が毎年公開している「【2022年版】1年間で最も盗難被害の多い車両」をランキング形式にて公開していて、レクサスLXは全体の4位で、ワースト1位は安定のトヨタ・ランドクルーザー。

っというか、ワースト1位~10位まで全てトヨタ/レクサスが独占するという全く嬉しくない不名誉なランキングではありますが、それだけ狙われやすい(狙いやすい?)価値あるブランドということなのかもしれません。

【2022年版・車名別盗難ランキング(盗難件数と構成比)】

1位:トヨタ・ランドクルーザー
盗難件数:450件
構成比:16.9%

2位:トヨタ・プリウス
盗難件数:282件
構成比:10.6%

3位:トヨタ・アルファード
盗難件数:184件
構成比:6.9%

4位:レクサスLX
盗難件数:156件
構成比:5.9%

5位:レクサスRX
盗難件数:90件
構成比:3.4%

6位:トヨタ・ハイエース
盗難件数:83件
構成比:3.1%

7位:トヨタ・クラウン
盗難件数:72件
構成比:2.7%

8位:トヨタ・アクア
盗難件数:55件
構成比:2.1%

9位:トヨタC-HR
盗難件数:43件
構成比:1.6%

10位:レクサスES
盗難件数:38件
構成比:1.5%

via:一般社団法人日本損害保険協会

改めてシステムセキュリティの重要さを知る

新型ランドクルーザー300/LX600では、盗難対策の一つとして、指紋認証システム付のエンジンスタータースイッチを導入していますが、CANインベーダーの前では無意味との情報もありますし、今回は盗難意思の無いおじいさんに反応してセキュリティアラームが鳴っていましたが、改めて自分のクルマは、いつどのタイミングで狙われているかわからないことを知った瞬間でもありますし、システムセキュリティを装着することの重要さを改めて知った瞬間でもありました。

なお、物理的なハンドルロックやホイールロックなど、これらの盗難対策では中々守り切ることが難しく、ハンドルロックなどもグラインダーなどで簡単に切断できてしまうため(実際に窃盗犯が切断してランクル/LXを盗んだ例もある)、盗難による被害額の大きさを考慮すると、システムセキュリティは数十万円の高額な買い物ではあるものの、数百万円のクルマが盗まれるリスクを考慮すれば、まだ安い買い物と思えるのかもしれません。

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