国内向けにも販売予定のフルモデルチェンジ版・レクサス新型GX。V6ツインターボのガソリンモデル(GX550)が先に販売との噂!なぜHEVモデルは後回しなのか?

(続き)実はレクサス「LX700h」の国内商標出願は既に完了している

ここで注目したいのは、レクサスのフラッグシップSUVとなる新型LX。

2023年10月時点で日本にてラインナップされているのは、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するLX600のみ。

実はこのエンジンをベースに、ハイブリッドシステムを採用するLX700hが、国内だけでなく海外でも販売されるとの噂があり、しかもトヨタ/レクサスは、2023年3月2日の時点で「LX700h」の商標を出願済み。

特許情報としては以下の通りで、出願番号は「商願2023-21945」となっています。

(210)出願番号:商願2023-21945

(220)出願日:令和5(2023)年 3月 2日
先願権発生日:令和5(2023)年 3月 2日

(441)公開日:令和5(2023)年 3月 10日
商標(検索用):LX700h

(541)標準文字商標:LX700h

(561)称呼(参考情報):エルエックスナナヒャクエイチ,エルエックスナナヒャクエッチ,エルエックスシチヒャクエイチ,エルエックスシチヒャクエッチ,エルエックスナナゼロゼロエイチ,エルエックスナナゼロゼロエッチ,エルエックスシチゼロゼロエイチ,エルエックスシチゼロゼロエッチ

(731)出願人
氏名又は名称:トヨタ自動車株式会社
住所又は居所:愛知県豊田市
付加情報:標準文字

(500)区分数:1

(511)(512) 【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】 【類似群コード】
12陸上の乗物用の動力機械器具(その部品を除く。),動力伝導装置(陸上の乗り物用の機械要素),制動装置(陸上の乗り物用の機械要素),陸上の乗物用の交流電動機又は直流電動機(その部品を除く。),自動車並びにその部品及び附属品,二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品
09B01 09F02 09F04 11A01 12A05 12A06

via:J-PlatPat

V6ツインターボ+ハイブリッドモデルは、アメリカでは既にタンドラ/セコイアに搭載

ちなみに、この排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+ハイブリッドを採用したモデルが、アメリカ市場向けだと新型タンドラ(New Tundra)やセコイア(New Sequoia)にも設定されていて、アメリカ向けだと「i-FORCE MAX」と呼ばれています。

トランスミッションは、ガソリンモデル同様に10速ATを搭載し、システム総出力437hp/システムトルク791Nmを発揮しますが、このスペックがそのままランクル300 HEVとLX700hにも反映されるのかは不明。

あとは、クラウンクロスオーバーRS同様に、燃費を意識したハイブリッドシステムではなく、アシスト力を活かしたパフォーマンス重視のハイブリッドシステムになるため、「ハイブリッドだから燃費が良い」というわけではないので、この点は注意しなければなりません(そもそもこのクラスを購入するユーザーで燃費を気にする人はごく僅かだと思いますが…)

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