国内向けにも販売予定のフルモデルチェンジ版・レクサス新型GX。V6ツインターボのガソリンモデル(GX550)が先に販売との噂!なぜHEVモデルは後回しなのか?

2024年中に日本での発売が決定した次期GXだが…?

2023年6月に内外装並びにパワートレインの詳細が明らかとなった、レクサスのフルモデルチェンジ・新型GX。

パワートレインとしては、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン×10速ATを搭載するGX550[フルタイム4WD]と、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッド(HEV)を搭載するGX500h[フルタイム4WD]の2種類がラインナップされる予定です。

こうしたなか、日本市場ではハイブリッドモデルのGX500hは一旦発売されず、先にV6ツインターボエンジンを搭載するGX550が先に発売される?との噂が浮上しています。


国内向けのHEVモデルは、ランクル300とLXから先に設定したい?

ようやく国内市場向けの市販化も明確となった新型GXですが、既にこれまでのブログでもご紹介している通り、プラットフォームはトヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)と同じフレーム式のTNGA-Fを採用し、足回りに関しても新型ランドクルーザー300やレクサス新型LX600と同等レベルとの情報。

日本国内においても、V6ツインターボエンジンを搭載するGX550と、直4ターボHEVを搭載するGX500hの2種類の同時販売が期待されていますが、国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、どうやら日本市場向けはGX550が優先的に販売される可能性が高いとのこと。

っというのも、マガジンXさんの報道によれば、日本市場向けは先にランクル300とレクサスLXにハイブリッドシステムを搭載して販売したい想いがあるようで、その決定的理由について不明。

両モデルを販売すると、GX500hに偏ってしまう恐れがある

おそらくは、車両本体価格や維持費的にも安価になるであろうGX500hが圧倒的に売れるだろうという予想から、まずは高額なノンハイブリッド(おまけに維持費も高い)から優先的に販売することで、市場の動向やユーザーの反応を伺うのではないか?と個人的に予想。

日本国内では、現行LX600や新型RXの予約キャンセルが相次いでいるとの情報もありますし、それだけGXを待ち望んでいる方も多いでしょうから、発売日初日から商談が殺到 → 発売後早々に受注停止? → 納期は1年~2年になることは避けられないでしょうね。

新型RX/LX600のような抽選販売や先行販売ではない?

ちなみに、2023年10月~11月にかけて発表・発売予定となっている新型LM500h・2列4人乗り仕様と新型LBXに関しても、マガジンXさんの報道によれば、LX/RXでの高額転売の悲劇を再び起こさぬよう、抽選販売や先行受注受付けではなく、転売や早期売却の可能性の低い既存ユーザーを対象に優先的に販売していく可能性が高いようです。

具体的な販売方式などについては、全国のレクサスディーラー共通なのか、それとも独自での販売方式となるのかは不明ですが、今まで以上に新車が買いづらくなることは間違いなさそうです。

2ページ目:レクサスは、既にLX600のハイブリッド版となる「LX700h」の商標を国内で出願済み?!