フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)の納車後の不満!「USBメディアの選曲が分かりづらい」「スマートキーの区別が分かりづらい」など
総じて完成度は高いとは思うが、細かく見ていくと不満に感じるところも多い
2023年10月に私に納車された、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタムターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)。
前回のブログでは、本モデルでの高速道路や下道の中距離移動インプレッション記事をご紹介し、7インチのフル液晶メーターのアニメーションや、ちょっとした残念なポイント、具体的な実燃費などをご紹介しました。
今回は、本モデルが納車されてからの不満ポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。
シートベルトは相変わらず止めづらい
まず、新型N-BOX Customターボが納車されてから感じた不満ポイントとしては、シートベルトが先代モデルから変わらず留めづらいということ。
おそらくシートベルトバックル(メス)がシート側に深く入り込んでいることが影響しているのだと思いますが、この点は他に所有する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)や、ダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)に比べると留めづらいのが正直なところ。
特に体もしくは上半身が大きい方の場合だと、入り込んだシートベルトバックル(メス)には少しいら立ちを感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ホンダのスマートキーは他車種との判別がつきづらい
続いては、かなりマニアックだとは思いますが、新型N-BOXのスマートキーが他車種と判別がつきづらいということ。
私の場合、N-BOX Customターボ[2WD]だけでなく、ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)、ZR-V e:HEV Z[4WD]、シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)を所有しているのですが、シビックタイプR以外はパッと見だと判別がつきづらいんですね。
皆さんは、N-BOX Customターボのスマートキーがどれかわかりますでしょうか?
スマートキーに①もしくは②の番号が表記されていること
まず区別するポイントとしては、スマートキーに①か②かの番号が振り分けられていること(N-BOXには番号が付いている)。
➀と②は、いわゆるドライバーズ設定キーのことを指していて、そのスマートキーで解錠すると、降車時オートロックや予約ロックの細かな設定が行われた状態で操作できるのでとても便利。
ZR-Vの場合だと、電動パワーシートにシートメモリーが搭載されているので、①のキーを妻用、②のキーを夫用としておけば、①で解錠したときに妻のシートポジションに合わせた状態で乗降りできるのでとても便利です。
なおこの時点で、左側の2つのスマートキーのどれかがN-BOXであり、どちらかがZR-Vになるわけですが、一番右側が赤バッジなのでシビックタイプR(FL5)、右から2番目はステップワゴンであることがわかります。
スマートキーの裏面を確認し、スライドドアのスイッチがあること
そして最後の注目ポイントが、スマートキーの裏面を見て、スライドドアスイッチがあるかどうか?を確認すること。
ZR-Vの場合は、後席ドアがスライド式ではなく横開きのヒンジ式で、おまけにバックドアは電動パワーテールゲート式なので、左から2番目であることがわかります。
従って、正解は一番左のスマートキーがN-BOXになります。
さすがにこれだけのキーを持つユーザーも多くはないと思いますが、ホンダ車で統一している家族の場合だと、意外にもこういったシーンに遭遇する可能性も考えられるかもしれませんね。