マツダが最後のサプライズ?新型NEロードスターの発表前に「NDロードスター最後の特別仕様車」が登場予定!とにかく最高にクールな仕様になるようだ

(続き)フルモデルチェンジ版・マツダ新型NEロードスターって、いつ登場するの?HEV?BEVで登場?

一方で、マツダ・ロードスターの次期モデルについて齋藤茂樹 氏は、「EVへの移行がさらに加速したら、マツダは100%電気自動車となるピュアEV版ロードスターを投入するだろう」と説明。

次期NEロードスターの具体的な発売時期は決まっておらず、重量目標を「1,000kg(2,205ポンド)未満」にするための新開発バッテリー技術を搭載する計画があるとのことですが、ピュアEVバッテリーの最たるデメリットが「重さ」なので、「軽量化を重要要素とした場合、何を犠牲にするのか」がとても気になるところ。

マツダ・ロードスターの設計コンセプトには、「ライトウェイト」や「人馬一体」があるが…?

ちなみに、マツダ・ロードスターの基本となる設計コンセプトには「ライトウェイトスポーツカー」と「人馬一体」で、日本文化の真髄を籠めることが根底にあるはずですから、必要のないものは極力そぎ落とし、クルマの本質を磨き上げていくことこそがロードスター本来の姿。

別の言い方をすれば、「肥大化を抑え、コストはぎりぎりまで切り詰めながらも、人馬一体の境地を極めるために”必要とあれば思い切った設計”を行う」のもロードスターの真髄といえるかと思いますが、このコンセプトに対して次期NE型×ピュアEV版が、どこまで忠実に再現できるかがポイントだと思います。


えっ、次期NEロードスターは早くて2028年にデビュー?

なお齋藤茂樹 氏は、「バッテリーのサイズと重量の傾向を見ると、おそらく”5年以内”には、非常に小型で軽いバッテリーが使用可能になるでしょう」と語っており、 これはマツダが次期NEロードスターを2028年近くに導入する可能性があることを意味しますが(ND導入から13年以上か…)、果たしてスケジュール通り進められるかは不明です。

そして肝心の現行NDロードスターについて、生産終了の目標時期については明確にしておらず「可能な限りNDを維持したい。そしてもちろん、多くの規制への準拠を満たしたい」とモデルイヤーも示唆しており、将来的には更なるアップデート版や軽度なフェイスリフト版も計画しているようです。

そう考えると、一番最初に本ブログでもご紹介した「非常にクールな特別仕様車」は、あくまでも計画段階ではあるものの、NE型へのバトンタッチに向けたものなのであれば、市販化はまだまだ先になる?ということなのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS