一体どこで眠ってたんだ…僅か1年間&約1,000台しか生産されなかった超希少な日産フェアレディZ(280ZXR)が競売に出品!走行距離は僅か「20km」
(続き)競売に出品される日産フェアレディZ(280ZXR)のインプレッションと予想落札価格は?
改めて今回出品される日産フェアレディZ(280ZXR)についてチェックしていきましょう。
このモデルは、アメリカ・マサチューセッツ州バークレーのセント・イヴ・モーター・セールスに納車され、その後公道走行可能であることを確認したものの、実際に顧客向けに販売することは無かったそうです。
驚くことに、セント・イヴ・モーター・セールスが引き取ってからの約40年間、エンジンを始動することはあっても「一度も走らせることは無かった」ため、走行距離計はわずか24km(15マイル)とほぼ新車同様。
そのため、内外装ともに大きな汚れや傷などもなく、スペアのOEMストライプキットとオリジナルのウィンドウステッカー、ディーラー情報シートも附属しているため、まさに新車として納車されたときのまま(消耗品なども交換されているとの情報はありますが、具体的な情報は記載されておらず)。
エンジンや内装、そして予想落札価格は?
フロントボンネットのエンジンルームには、排気量2.8L 直列6気筒オリジナルOHCエンジンが搭載されたものの、特別なチューニングは施されておらず、最高出力135hp/最大トルク195Nmを発揮。
トランスミッションは5速MTを搭載し、駆動方式は後輪駆動[RWD]となります。
おそらくこのモデルを落札する人物は、エンジンを始動して走らせる可能性は限りなく低いと思いますが(コレクション用として展示するのみ?)、エンジン始動する際にゴム製のバキュームホースなどの劣化などに注意した方が良さそう。
内装は至ってシンプルなオールブラックで、シート表皮は座面がファブリックで、サイドが合成皮革もしくは本革のコンビシート。
メーターもフルアナログと懐かしみを感じつつ、センター部分には3連メーターを搭載するなど、次世代のフェアレディZ(RZ34)にも受け継がれている要素になります。
最後に本モデルの予想落札価格についてですが、現時点でMecumオークションでは記載されていないため、市場にほとんど出回っていないこともあって、ある意味未知の領域。
一部メディアでは日本円にして約1,000万円は超えてくるのではないか?とのことですが、場合によっては予想額を大幅に上回ることも考えられるかもしれません。
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Reference:Mecum