(2024年)一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー70の気になるポイント!「ボディカラーは3色のみ」「グレードは僅か1つ」「抽選の流れは販売店によって異なる」

2023-11-30

(続き)トヨタ新型ランドクルーザー70の気になるポイントをチェック!

引続き、トヨタ新型ランドクルーザー70の気になるポイントをチェックしていきましょう。

インテリアは現代の仕様にマッチするようUSBポートなども装備

続いてインテリアも見ていきましょう。

既に公式プレスリリースでも明らかになっている通りですが、メーター類はフルアナログではなく、4.2インチのTFTマルチカラーディスプレイに加え、40系に使用された台形タイプのメーターデザインが盛り込まれているのもポイントです。

ステアリングホイールは、本革巻きと木目調のコンビタイプなのに対し、6時のスポーク部分はサテンシルバーでちょっとしたアクセントに仕上げられています。

なお2014年以前のランドクルーザー70では、シガーライターや引き出しタイプの灰皿が装備されていましたが、新型ではそれらが廃止となり、充電や入力用USBポートが新規設定されるものポイントです。

そして運転席のすぐ左側には、手引き式のハンドブレーキが標準装備され、昨今の主流となっている電動パーキングブレーキ(EPB)+オートブレーキホールド(ABH)が設定されないところはランクル70らしさを残すため。

シートはフルファブリックから合成皮革+ファブリックのコンビシートにグレードアップ

シート表皮も見ていくと、これまでフルファブリックだったシートも、遂に合成皮革+ファブリックのコンビシートにアップデート。

後席に関しては6:4分割の可倒式で、おまけにリクライニングも可能とのことで、シートやラゲッジスペースの使い勝手向上はもちろんのこと、快適性も向上しているのは大きな魅力ポイント。

プラットフォームはフレーム式をベースにしていますが、今回の一部改良で剛性向上に加え、乗り心地(スプリングとショックアブソーバーの減衰力を変更している模様)や操縦安定性も向上しているとのことから、実用性や快適性という点でもどこまで評価が底上げされるのかも注目。


抽選開始時期や販売条件などもチェック

そして最も注目したいのが、新型ランドクルーザー70の抽選販売内容と振り分け台数について。

抽選販売と誓約書の内容については、以前リークされた一部ディーラーの情報によれば、3年残価設定が強制され、所有権もトヨタディーラーが3年間持つというものでしたが、必ずしもこの制約が全てのディーラーにて適用されるわけではありません。

参考までに私がお世話になっているトヨタディーラーでは…

◇2023年11月29日より抽選の申し込みスタート

◇新規ユーザー&現時点で販売店との付き合いが無い場合は、抽選に申し込むことができない

◇業販系は(お付き合いがあっても)全て後回し

◇各販売チャネル(支店含む)の2026年春までの振り分け台数
・トヨペット系:20台
・トヨタ自動車系:25台
・トヨタカローラ系:17台
・ネッツトヨタ系:15台

◇支払い方法の制限は無し(残クレやリース、キャッシュ一括でもOK)

◇新車登録後1年間は転売・輸出不可

抽選申込開始に関しては、販売店によって「11月29日以前よりスタート」しているところもあれば、「11月29日よりスタート」しているところもあるため、全てが同じというわけではないのでご注意ください。

あと購入条件もバラバラだと思いますが、基本的に振り分け台数が少ない車種ということもあって、やはり最初の1年~2年間は既存顧客を優先して抽選販売していく流れなのかもしれませんが、限定モデルでもないカタログモデルに対し、ここまで厳しく制約を設けなければ「すぐに転売される」というリスクにつながってしまうため、改めて今の車の買い方も大きく変わったんだなぁという印象です。

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