日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて7か月が経過!ディスプレイオーディオが思った以上にポンコツ!まさか「逆光」で運転支援が使えなくなるとは…

乗り続ければ乗り続けるほど、セレナ(C28)の気になるポイントも増えてくる

2023年4月に私に納車されて7か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

走行距離も4,000kmを突破しましたが、冬場もメインカーとして活用する予定で(スタッドレスタイヤはステップワゴンに使用していた16インチが流用できるか確認中)、妻の茶道イベント用としても定期的に使われる予定なので、まだまだ走行距離は伸びそうなところ。

今回は、本モデルが納車されて7か月経過しての走りやナビの使い勝手、座り心地に加え、普段使いするオーナーだからこそ感じる不満ポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。


新型セレナのステアリングフィールはとにかく軽やか

まずはセレナ(C28)のステアリングフィールについて。

これは以前からお伝えしている通り、特に評価内容が変わることなくミニバン御三家の中で最も「軽やか」。
※トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(Toyota New Voxy)、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New Stepwgn)

ここまで軽やかな理由も、16インチタイヤの空気圧が280kPa(日産公式の指定空気圧)とスポーツカー以上の高さが設定されているためだと予想され、転がり抵抗や燃費性能を考慮する上でこの空気圧になったのだと予想されます。

なおステアリングフィールが軽やかになることのメリットとしては、小柄な方や女性でも簡単に操作できることが挙げられますが、一方で軽やか過ぎて接地感が掴みにくい(どっしり感が無い?)というデメリットもあるかもしれませんね。

コンパクトは正義!セレナ(C28)は取り回しが楽なのだが…?

続いては、セレナのサイズ感について。

私が所有するセレナe-POWERルキシオンのボディサイズは、全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,885mmなので、全長はノア/ヴォクシーとステップワゴンの中間的なサイズ感で、全幅が最も幅狭なので、マイナーロードや狭い道、立体駐車場などにおいて最も取り回しが楽な一台だと考えています。

ただ、取り回しが楽だからといって運転席からの視界が良好か?と言われると、そんなことはないですし、サイドミラーの位置もノア/ヴォクシーやステップワゴンに比べてかなり低い位置に設けられているため、他のミニバンからの乗り換えを検討される方は注意してほしいところ。

運転席の足元のスペースがとにかく狭い

続いては、運転席の足元のスペースについて。

これも過去のブログでもお伝えした通りで、特に評価内容も変わることなく「とにかく狭く(窮屈に)」感じます。

具体的には左足のスペースが狭く、センター部分(おそらく置くだけ充電の枠を考慮した結果?)が更に膨らんで脚が内股気味になってしまうんですね。

短距離レベルの移動であれば、そこまで気にならないのですが、反対に長距離移動になると、足もとの狭さがどんどん苦痛に感じてしまい、シートポジションも再度調整しないと運転に集中できないぐらいに窮屈なので、個人的には足元を広々とできるようにセンターのインパネ部分を改めて設計し直しても良いのではないか?と思ったりするんですね。

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