発売から47年が経過して1度もフルモデルチェンジしなかったラーダ・ニーヴァが一部改良へ!(米)日産ローグ/エクストレイルに不具合があるとして1万台超えのリコール

(続き)北米日産の売れ筋モデルであるローグに致命的な不具合!

続いて、日産が北米市場向けとして販売しているローグ(Nissan New Rogue、日本名:エクストレイルT33)に組付けミスがあるとしてリコールを届け出ています。

日産によると、2021年モデルとして販売されたローグを対象に、キャリパーがブッシュ無しで組付けられているため、ブレーキ液が漏れる恐れがあるとのこと。

日産は、2021年にブレーキキャリパーのサプライヤー工場にて特定のユニットで液漏れを引き起こす恐れのある製造ミスを発見した後、ローグのリコールを届け出。

しかし、2023年9月にこの問題が再浮上し、既に顧客にも納車されている2021年モデルのローグを対象に新品へと交換することを決定することに。


ブレーキ関連ともなると、最悪の場合に事故につながる恐れも

この問題は、ブレーキキャリパーが特定の内部ブッシュなしで工場から出荷されるという製造ミスで、これがないためにブレーキ部分からフルードが滑り、漏れ出す経路ができてしまいます。

これにより、ブレーキ圧力が突然失われ危険な状態になるだけでなく、漏れた流体が他のコンポーネントに影響を及ぼし、さらなる問題を引き起こす危険性があります。

日産が調査した結果、対象となったのは2021年に製造された14,054台のローグのみで、車両に欠陥のあるキャリパーが搭載されていた恐れがあり、対象車両を所有しているオーナーに対して連絡し、必要に応じてリアブレーキキャリパーを交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS