日産の新型エクストレイル(T33)の納車後1年点検完了!やはりバッテリー残量はほとんど無く入院へ…1年経過してのタンカラー・ナッパレザーシートの汚れは?

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)のバッテリー上がりやシートの汚れについて

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)について見ていきましょう。

日産のe-POWER用エンジンはオルタネーターが無い関係で、バッテリーの充電がしづらい模様

先程のバッテリー上がりについて、頻繁的且つ中~長距離移動を繰り返せばバッテリーは徐々に回復する可能性はあるものの、日産のシリーズハイブリッドe-POWERモデルの場合、エンジンにはオルタネーターが搭載されていない関係で、エンジンを1時間ほどかけていてもバッテリーが回復しないことが多いとのこと。

そのため、今回は1年点検が完了したあとから、日産ディーラーにて車両を丸1日預かっていただき、バッテリーが満充電するまで対応していただくことになりました(帰りと翌日のディーラー訪問には妻に送迎をお願いすることに)。

その結果、ビフォーアフターの充電状況は以下の通り。

[ディーラー充電前(1か月点検直後)]

◇判定:充電不足
バッテリーが放電気味で補充電が必要です。バッテリー上がりに注意してください。定期的な点検をおススメします。

◇バッテリー健康状態:良好状態(レベル2/4)

◇バッテリー充電状態:0%/100%

◇電圧:11.80V

◇測定値:409EN(A)

◇定格値:510EN(A)


[ディーラー充電後(1日経過)]

◇判定:良好
バッテリー状態は良好です。定期的に点検してください。

◇バッテリー健康状態:良好状態(レベル2/4)

◇バッテリー充電状態:100%/100%

◇電圧:13.00V

◇測定値:438EN(A)

◇定格値:510EN(A)

測定結果としては以上の通り。

丸1日バッテリー充電した結果としては、充電状態は100%になったものの、バッテリーの健康状態としては特に変わらず。

そして電圧値も12V以上がスタンダードなラインになるため、今回の充電で11.80V → 13.00Vに回復。

一方で、定格値510EN(A)に対して、測定値が409EN(A) → 438EN(A)とそこまで大きく回復はしていませんが、走行する分には特に影響はないとのこと。

あまり頻繁的に乗らない場合だと、バッテリー上がりは起きやすい

あと日産ディーラーの情報によると、私が所有する新型セレナe-POWER(C28)やエクストレイルe-POWER(T33)含め、「あまり頻繁的に乗らない方」を対象にバッテリー上がりの報告が挙がっているそうで、考えられる要因としてはACCキャンセル(エンジンを停止して、運転席のドアをあけない限り音楽が消えない機能)やセレナの電動パワースライドドアなどが挙げられるそうです。

トヨタ/レクサスの新世代ディスプレイオーディオであれば、「ACCキャンセラー」のON/OFFはユーザーで任意設定可能ではあるものの、日産の場合はキャンセラーOFFの項目が見当たらないため、もしかするとディーラーにてプログラム変更していただく必要があるのかもしれません(任意で変更できたら便利なのですが…)。


エクストレイル(T33)が納車されて1年経過してのタンカラーシートの経時変化

最後は、本モデルが納車されてから1年が経過し、メーカーオプションとして選択したタンカラーのナッパレザーの経時変化を見ていきましょう。

上の画像にもある通り、1年所有&約4,600kmほど走らせた割には、シート表皮の汚れはほとんど無し。

ジーパンなどの色移りしやすいもので乗降りすることも多かったのですが、意外にも汚れが目立ったり、ヘタッたりするようなこともありませんでした。

サイドのブラックはこんな感じ。

こちらも色移りなどもなく、気になるようなシワも特に無し。

乗り降りする際に一番接触しやすい座面サイドも同様で、こちらも特に変色や変形、シワなども無く上質な見た目を維持していますね。

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