ホンダ新型WR-Vの購入を検討してみる。元ヴェゼルオーナーから見ての乗り味や使い勝手、そしてインド生産による品質は?ちなみに納期はどんどん延びている模様

(続き)ホンダ新型WR-Vで最も懸念されるのは「納期」

引き続き、ホンダ新型WR-Vについて見ていきましょう。

WR-Vに予防安全装備を後付けできるディーラーオプションがある

先程、WR-Vにはヴェゼルよりも予防安全装備が控え目に設定されていることをお伝えしましたが、ブラインドスポットインフォメーション[BSI]や後退出庫サポート、マルチビューカメラを後付けでサポートするディーラーオプションがあり、それが「リアカメラ de あんしんプラス4(運転支援拡張ユニット)」。

価格帯としては工賃込みで39,600円と少々お高いものの、「後退駐車サポート」「後退出庫サポート」「後方死角サポート(BSIのナビ版)」「後方車両お知らせ機能」が搭載されるため、安全面で少し不安に感じる方にはおススメの機能かもしれません。


WR-Vは発表のタイミングが良かった関係で、競合モデルから流れているとの情報も

ちなみに、競合モデルとなるトヨタ・ライズ(Toyota RAIZE)/ダイハツ・ロッキー(Daihatsu Rocky)/スバル・レックス(Subaru REX)の全グレードが受注・販売・生産・出荷・登録停止となってしまったため、これらのモデルを検討されていた方々、既に購入・契約済で納車待ちだった方々は、代替モデルとしてヤリスクロス(New Yaris Cross)やカローラクロス(Corolla Cross)が提案されています。

ただ、この代替案にも限界があり、ライズ/ロッキー/レックスの納車待ちユーザーが一気にヤリスクロス/カローラクロスへと流れている関係で、納期最低でも半年以上とのことですし、このときにたまたまタイミング良く発表されたBセグメントSUVのWR-Vが登場した関係で、WR-Vに流れてきているお客さんも多いそうです(ホンダディーラー談より)。

関連記事にもある通り、WR-Vの発表直後から問合せや商談予約なども多く、販売店によっては「納期8か月以上」にまで延びているとのことで(しかもインド生産なので生産・割り当て台数も多くない)、おそらく2024年の年明けにも、新年初売り企画で様々な特典が加味され、よりお得に購入できる可能性もありますから、今後WR-Vは更に人気を伸ばしてくるのではないかと予想されます。

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