えっ、そうなの?能登大地震の影響でホンダ新型シビックタイプR(FL5)やZR-V、ヴェゼルなどの納期が遅れているとの噂。実際にホンダディーラーにも取材してみた

(続き)ホンダの主要ラインナップモデルの受注状況や追加情報もチェック!

引き続き、ホンダの主要ラインナップモデルの受注状況や追加情報もチェックしていきましょう。

ヴェゼルは2024年春頃のマイナーチェンジに向け、一部グレード整理へ

ヴェゼル・ガソリンに関しては、既に受注停止していて、2024年春頃にガソリンG[4WD]のみの販売となり、前輪駆動[2WD]は販売終了となる予定です。

なおヴェゼルのマイナーチェンジ情報に関しては、前回のブログでも公開している通りで、フロント・リヤデザインの変更に加え、アウトドアテイストの新グレードとなるe:HEV HUNT(ハント)追加と、特別グレードe:HEV PLaYを廃止する代わりに、e:HEV Zグレードにセットメーカーオプションとして「PLaYパッケージ」を設定するなど、より実用性と使い勝手を向上させたモデルへとアップッデートされる予定です。

既に開発車両(テストカー)もスパイショットされており、テールランプはスタイリッシュな一文字へと変更され、更にリヤウィンカーもバルブ式からLEDへと変更されるため、全体的にまとまりのあるモデルへと変更されるのはグッドポイントだと思います。


ZR-Vは2023年モデルの受注は既に終了しているが…?

続いては、ホンダのDセグメントSUVモデルとなる新型ZR-Vについて。

2023年4月に発売されて8か月以上が経過しましたが、発売直後から2023年モデルの受注は既に終了し、同年10月より2025年モデルの受注を開始しました。

私がお世話になっているホンダディーラーでは、発売直後から長納期モデルということもあり、2023年モデルの試乗車・展示車、見込み発注分などの販売を順次行っているそうで、ボディカラーやグレードの組合せ次第では即納も可能とのこと。

ただ、最も人気なのはハイブリッドe:HEVとのことで、4店舗とも販売比率は7割以上がe:HEVなのだそう(そのため、ガソリンモデルの在庫車が多く残っている模様)。

新型N-BOX(JF5/JF6)は苦戦中!即納可能なモデルが多数

最後は、2023年10月に発売されたばかりとなるフルモデルチェンジ版・新型N-BOX(JF5/JF6)。

本モデルに関しては、前回のブログでもお伝えした通り、4店舗全てにおいて当初の受注計画から7割程度の受注とのことで、先代JF3/JF4に比べると苦戦している模様。

多くの受注を獲得する一方で、即納対応するために在庫車両用として多めに注文していたそうですが、これらも残念ながらほとんど売れていないとのこと。

やはり先代と比較される顧客が多く、「新型よりも先代の特別仕様車STYLE+ BLACKの方が良かった」という声もあり、2024年1月時点でも「先代(JF3/JF4)の在庫車ってありますか?」と購入を検討される方も多いのだそう。

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