三菱の新型デリカミニのココが気になる!「遮音性は新型N-BOXやムーヴキャンバスに比べて低い」「シートヒーターの効きは遅いのに、ステアリングヒーターの効きは早い」等
完璧を求めているわけではないが、ちょっと気になる部分も多め
2023年6月に私に納車されて、もうすぐ8か月が経過しようとしている三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。
前回のブログでは、本モデルの不満に感じるポイントをいくつか取り上げましたが、今回は「他車と比較しながら」気になるポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。
ちなみに、ここで言う「他車との比較」というのは、私が他に所有するホンダ新型N-BOX Customターボ(JF5)と、ダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory Gといったスーパー軽トールワゴンが主になります。
遮音性は競合モデルに比べると低め
まずは、デリカミニの遮音性について。
この遮音性というのは、外部からの音・ノイズが主になりますが、この他にもエンジン音といった発生源の音を吸収する吸音性という点においては、競合モデルとなるホンダ新型N-BOXやダイハツ新型ムーヴキャンバスに比べると低め。
ただ、これはあくまでも私自身がそのように感じ取った主観的な感想であり、実際にデシベル値で計測・比較したわけではないところは予めご了承ください。
デリカミニやN-BOXは普段使いとして頻繁的に利用していますし、父母用に購入したムーヴキャンバスは、直近にて往復370kmほどの長距離移動でたまたま利用したため、実際に3車種を乗り比べた結果での感想となります。
なお参考までに、以下の動画では、私が他に所有するホンダ新型ZR-Vとトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)や、レクサス新型LX600とランドクルーザー300を使って、デシベル値を計測しながら静粛性&遮音性比較を実施しているので、何れはスーパー軽トールワゴン3台での比較も実施してみたいところです。
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シートヒーターとステアリングヒーターの効きの早さが大きく異なる
続いては、デリカミニのシートヒーターとステアリングヒーターの効き目の早さが、それぞれ異なる点について。
これはデリカミニに限らず、他に所有するモデルでも共通ではあるものの、そのなかでもデリカミニは両方の効き目の早さの違いが明確。
両方とも2段階~3段階の暖かさ調整はなく、シンプルにON/OFFのスイッチだけになるのですが、ステアリングヒーターの場合はONにしてから約30秒~40秒ほどで暖かくなり、5分ほど経過した頃にはステアリングホイール全体がピークの暖かさになります。
一方でシートヒーターの場合は、ONにしてから1分~1分30秒ほどでほんのり暖かくなる印象で、10分ほど経過したところで、ようやくお尻全体に暖かさが伝わってくるんですね。
ただ、このステリングヒーターとシートヒーターの効き目については個体差があると考えられ、私が他に所有しているホンダ新型ZR-Vは、3段階調整可能なシートヒーターのレベルを3にして、10分ほど経過してもほとんど暖かくならず、しかしブログ読者様でZR-Vを所有するオーナーからの情報によれば、レベル3だと熱くなるレベルなのだとか。
そのため、私のZR-Vのシートに関しては、一度ホンダディーラーにも診ていただく予定で、天候などの関係で未だ納車後6か月点検を受けれていないので、雪の季節が過ぎた頃に半年点検に加えて、シートヒーターの効き目についてもチェックしていただく予定です。